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J-GLOBAL ID:201802248034673854   整理番号:18A1009717

高性能熱可塑性エラストマー:オレフィン系

著者 (1件):
資料名:
号: 29  ページ: 164-170,1(4)  発行年: 2018年05月28日 
JST資料番号: F1106A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ(TPO)の中で,特にポリプロピレン(PP)と相溶性ゴム状物質(エチレン-α-オレフィン共重合体)との軟質系ブレンドと,動的架橋法で得られた熱可塑性エラストマに限定し,その力学的性質や流動特性を解説。
・PPとエチレン-α-オレフィン共重合体からなるブレンド:相溶系ブレンド(PP/EHR51)では,球晶が弾性変形するためラメラ延伸方向へ配向し,弾性率が低く/降伏点歪が大きい優れた軟質材料であり,100%引張変形付与しても除荷後60%以上の歪回復を生じる,相分離構造ブレンド(PP/EHR33)では,ゴム粒子内の空洞化が発生すると共に,応力集中に伴うせん断降伏が局所的に発生しPPと略同じで,初期弾性率/降伏応力が高く,耐衝撃性が優れる。
・動的架橋により得られるPP系熱可塑性エラストマ:動的架橋により製造されたTPOは,予歪を与えたTPOに一定歪(予歪以下の)を再び与えて応力の時間変化を測ると,殆ど応力を緩和せずに理想弾性体に近い挙動を示し,予歪を与えないと,応力は時間と共に低下し,除荷後の歪回復も乏しい。動的架橋TPOは,PPの融点付近で弾性率が一度低下するものの,それより高温でも一定弾性率を保持しており,PP融点以上で塑性流体として挙動。
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分類 (5件):
分類
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高分子固体の構造と形態学  ,  ポリオレフィン  ,  ゴム  ,  ゴム・プラスチック材料  ,  高分子溶液・融液のレオロジー 
タイトルに関連する用語 (3件):
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