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J-GLOBAL ID:201802248042365930   整理番号:18A1106600

TLR2/4リガンド増幅肝炎症は持続性IL-6/IL-12/IL-4/IL-25発現による自己免疫性肝炎の開始を促進する【JST・京大機械翻訳】

TLR2/4 ligand-amplified liver inflammation promotes initiation of autoimmune hepatitis due to sustained IL-6/IL-12/IL-4/IL-25 expression
著者 (13件):
資料名:
巻: 99  ページ: 171-181  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0850A  ISSN: 0161-5890  CODEN: IMCHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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自己免疫性肝炎(AIH)は,重篤な自己免疫性肝疾患であり,線維症,肝硬変,および肝細胞癌(HCC)をもたらす生涯疾患である。これまで,疾患開始の機構はほとんど知られていない。ここでは,増幅された非AIH肝臓炎症が,肝臓におけるIL-6,IL-12,IL-4およびIL-25の持続的な増加により,AIHの開始を促進することを報告する。ウイルス(アデノウイルス)または化学物質(CCl_4)から生じる肝障害は,TLR2/TLR4に対するリガンドを放出することにより,増幅された(より強い/持続性)肝炎症を誘導することができた。増幅された炎症は,肝臓における複数のサイトカインとケモカインの増加をもたらした。それらの間で,IL-6/IL-12の持続的増加は,肝臓CD4+CD25+Treg細胞におけるSTAT3およびSTAT4の活性化をもたらし,その結果,肝臓におけるTreg細胞の抑制機能を減少させるFoxp3遺伝子発現を抑制したが,脾臓におけるそれらは抑制しなかった。IL-12の増加とTreg機能の障害は,自己模倣抗原(ヒトCYP2D6)の存在下でTh1反応を促進した。興味深いことに,増幅された炎症は肝臓におけるIL-4とIL-25の増加をもたらした。IL-4の中等度の増加は,Th2反応を開始するためにIL-25と協調するために十分であったが,Th1反応を抑制することにおいて非効率的であり,自己免疫反応の開始に好都合であった。結果として,アデノウイルス/CYP2D6またはCCl_4/CYP2D6のどちらかは,マウスで自己免疫反応とAIHを誘導し,肝線維症を誘導した。本研究における知見は,肝臓における増幅された非AIH炎症が自己免疫応答とAIHの開始のための駆動力であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  消化器の疾患 

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