文献

J-GLOBAL ID：201802248065892112   整理番号：18A0584768

白血病細胞のGC-MSプロファイリング:細胞内メタボロームのための最適化調製プロトコル【Powered by NICT】

GC-MS profiling of leukemia cells: an optimized preparation protocol for the intracellular metabolome

著者 (5件)： He Y. (College of Chemistry and Chemical Engineering, Central South University, Changsha 410083, PR China. [e-mail]) ,  Zhang Z. M. ,  Ma P. ,  Ji H. C. ,  Lu H. M.
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 10  号： 10  ページ： 1266-1274  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 試料調製は,非標的細胞メタボロミクスワークフローにおいて重要なステップである。本研究では,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)に基づくメタボローム調製プロトコルは白血病細胞の包括的な,信頼性と再現性のある細胞内代謝産物プロファイリングを達成する目的で最適化した。8試料調製法:一般的な2種トリメチルシリル化試薬(すなわち,N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミドとN-メチル-N-(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド)と結合した4抽出溶媒(すなわち,純メタノール,アセトニトリル水溶液,メタノール/メタノール/水とメタノール水溶液)を評価し,比較した。抽出溶媒と誘導体化試薬は,全検出された代謝物,抽出効率と再現性の数に基づく基準を用いた白血病細胞に対するそれらの適合性を評価した。全体的な性能に基づいて,メタノール/メタノール/水は細胞内代謝産物の最大数をカバーする最良の再現性のための最適抽出溶媒として選択した。誘導体化剤N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド(BSTFA)はN-メチル-N-(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド(MSTFA)よりも良好な再現性を有する白血病細胞内メタボロームのプロファイリングに適していることが分かった。この最適化法は,白血病細胞のメタボロームに関する情報を収集するためにロバストな,効率的で再現性のある方法を提供する。H JCは,また白血病細胞の生理をさらに理解とメタボロミクスの観点から白血病の多剤耐性の機構を解明するための強固な基盤を提供する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 誘導体化 ,  抽剤 ,  *プロトコル ,  代謝産物 ,  試料調製 ,  再現性 ,  水溶液 ,  *白血病 ,  *最適化 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： メタボロミクス ,  *メタボローム ,  *プロファイリング ,  *白血病細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (2件)： メタノール ,  アセトニトリル

タイトルに関連する用語 (7件)： 白血病細胞 ,  GC-MS ,  プロファイリング ,  メタボローム ,  最適化 ,  調製 ,  プロトコル