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J-GLOBAL ID：201802248120232578   整理番号：18A0733581

20.有機無機ハイブリッドの新展開(4)多孔性金属錯体が拓く新しい空間化学

20. Latest Developments in Organic Inorganic Hybrids: Functional Nanospaces in Metal-Organic Frameworks

著者 (2件)： 北尾岳史 ,  植村卓史
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 54  号： 4  ページ： 158-165  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ゼオライトや活性炭に代わる新たな多孔性材料として,金属イオンと有機配位子の自己集積反応によって構築され,分子サイズのナノ空間を有する多孔性金属錯体が大きな注目を集めている。多孔性金属錯体の高い構造設計性を生かした合理的空間設計により,ナノ空間を舞台とした様々な化学が展開されている。本論文では,多孔性金属錯体が持つ特徴を紹介し,それらを利用した機能(分子貯蔵・分子集積・分子変換)について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *多孔性 ,  *金属錯体 ,  金属イオン ,  配位子 ,  自己集合 ,  ナノ構造 ,  構造設計 ,  反応場 ,  細孔構造 ,  配位結合 ,  *包接化合物 ,  高次構造
準シソーラス用語： MOF【配位高分子】 ,  有機配位子

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

引用文献 (30件)：

• S. Kitagawa, R. Kitaura, S. I. Noro, Angew. Chem. Int. Ed., 43, 2334 (2004).
• H. Furukawa, K. E. Cordova, M. O'Keeffe, O. M. Yaghi, Science, 341, 1230444 (2013).
• G. Férey, Chem. Soc. Rev., 37, 191 (2008).
• O. K. Farha, A. Ö. Yazaydin, I. Eryazici, C. D. Malliakas, B. G. Hauser, M. G. Kanatzidis, S. T. Nguyen, R. Q. Snurr, J. T. Hupp, Nat. Chem., 2, 944 (2010).
• S. Ma, D. Sun, J. M. Simmons, C. D. Collier, D. Yuan, H. C. Zhou, J. Am. Chem. Soc., 130, 1012 (2008).

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機無機ハイブリッド ,  展開 ,  多孔性金属錯体 ,  化学