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J-GLOBAL ID:201802248120620596   整理番号:18A1131057

脆弱な腐食性細菌株における炭素鋼の腐食に対する環境に優しい微生物阻害剤としての糖脂質バイオサーファクタント【JST・京大機械翻訳】

Glycolipid biosurfactant as an eco-friendly microbial inhibitor for the corrosion of carbon steel in vulnerable corrosive bacterial strains
著者 (5件):
資料名:
巻: 261  ページ: 473-479  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,バイオサーファクタントの糖脂質型を,腐食性細菌株(Bacillus subtilis A1,Streptomyces parvus B7,Pseudomonas stutzzeri NA3およびAcinetobacter baumannii MN3)の微生物阻害剤として用いた。バイオサーファクタントは細菌株Pseudomonas mosselii F01を用いて生産し,Fourier変換赤外分光法と薄層クロマトグラフィーを用いて特性化した。重量損失実験と電気化学分析(Tafel分極とACインピーダンス)を用いて腐食反応を確認した。X線回折計分析を行い,腐食反応中に形成された腐食生成物の性質を確認した。微量希釈法により,バイオサーファクタントはこれらの腐食性細菌株の存在下で1280~2560μg/mLの範囲でより高い抗菌活性を有することを確認した。さらに,混合細菌システム(0.1653mm/y)と比較して,抑制剤/殺生物剤としてバイオサーファクタントを含む混合コンソーシアムの存在下で,炭素鋼のより低い腐食速度(0.0215mm/y)を記録した。阻害効率はバイオサーファクタント系を含む混合コンソーシアムに対して約87%であった。腐食電流と電位の低下レベルもバイオサーファクタント添加システムで記録され,同様により高い耐性能力がバイオサーファクタントシステムを含む混合コンソーシアムで見られた。XRD分析は,バイオサーファクタントが土着の腐食性細菌コンソーシアムの存在下での腐食抑制過程において重要な役割を果たすという他の分析を支持する。広範囲の細菌株に対するバイオサーファクタントの抗生物膜特性は,それらを多様な環境に対する効率的な微生物腐食抑制剤として作る。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物代謝産物の生産  ,  その他の洗浄剤  ,  防食  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 

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