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J-GLOBAL ID:201802248181447759   整理番号:18A1423588

ホスホジエステラーゼ5阻害剤,KJH-1002はcGMP/cAMP応答エレメント結合蛋白質経路を活性化し酸化損傷を減少させることによりマウスモデルを逆転させる【JST・京大機械翻訳】

The phosphodiesterase 5 inhibitor, KJH-1002, reverses a mouse model of amnesia by activating a cGMP/cAMP response element binding protein pathway and decreasing oxidative damage
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巻: 175  号: 16  ページ: 3347-3360  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0334A  ISSN: 0007-1188  CODEN: BJPCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【背景とPURPOSE:PDE5の阻害は,cGMP発現を増強することによりシナプス可塑性と記憶を改善し,その結果,cGMP応答要素結合蛋白質(CREB)シグナル伝達経路を活性化する。本研究では,記憶関連行動試験および生化学的アッセイを用いて,スコポラミン誘発認知機能障害に対するPDE5阻害剤の効果を検討した。実験的APPROACH:マウスをPDE5阻害剤で前処理し,健neをスコポラミンにより誘導した。マウスの学習と記憶能力を,モリス水迷路試験,Y迷路試験,受動回避試験,およびシーケンスにおける新しい物体認識試験を用いてテストした。脳組織における記憶関連生体分子の発現と酸化ストレスパラメータを,それぞれウェスタンブロット法と分光測光法を用いて測定した。PDE5(IC_500.059±0.04nmol L(-1))の新規で強力な阻害剤であるKJH-1002を合成した。行動試験では,スコポラミンにより障害された記憶能力を著しく改善し,マウスにおける認知機能の回復を示した。さらに,KJH-1002は皮質におけるcGMPレベルを増加させ,皮質および海馬におけるリン酸化CREB,ERK1/2のレベル,Aktおよび脳由来神経栄養因子の発現をKJH-1002処理により回復させた。加えて,KJH-1002投与はSOD,グルタチオンペルオキシダーゼおよびグルタチオンレダクターゼの活性を増加させ,マロンジアルデヒドのレベルを低下させた。【結論】:KJH-1002は,cGMP/CREBシグナル伝達経路を活性化し,酸化ストレスを減弱させることにより,スコポラミン誘発健neマウスの認知機能を回復させた。認知に及ぼすKJH-1002の有益な効果は,アルツハイマー病の治療候補としての可能性を示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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