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J-GLOBAL ID：201802248349834030   整理番号：18A0514755

FAAH阻害剤URB597投与後の高血圧ラットの腎臓における酸化還元系とりん脂質代謝【Powered by NICT】

Redox system and phospholipid metabolism in the kidney of hypertensive rats after FAAH inhibitor URB597 administration

著者 (6件)： Biernacki Michal (Department of Analytical Chemistry, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2D, 15-222 Bialystok, Poland) ,  Ambrozewicz Ewa (Department of Analytical Chemistry, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2D, 15-222 Bialystok, Poland) ,  Gegotek Agnieszka (Department of Analytical Chemistry, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2D, 15-222 Bialystok, Poland) ,  Toczek Marek (Department of Experimental Physiology and Pathophysiology, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2A, 15-222 Bialystok, Poland) ,  Bielawska Katarzyna (Department of Analytical Chemistry, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2D, 15-222 Bialystok, Poland) ,  Skrzydlewska Elzbieta (Department of Analytical Chemistry, Medical University of Bialystok, Mickiewicza 2D, 15-222 Bialystok, Poland)
資料名： Redox Biology  (Redox Biology)
巻： 15  ページ： 41-50  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3135A  ISSN： 2213-2317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原発性および二次性高血圧は,強化された反応性酸素種(ROS)と酵素依存性りん脂質代謝をもたらす腎酸化還元不均衡と関連している。脂肪酸アミドヒドロラーゼ阻害剤URB597は,特にアナンダミドの,内在性カンナビノイドレベルの血圧を制御し,酸化還元バランスの調節に関与することを調節する。それ故,本研究は,酸化還元および内在性カンナビノイドシステムに関連する腎臓代謝に対する自然発症高血圧ラット(SHR)と二次性高血圧(DOCA塩ラット)ラットへの慢性URB597投与の効果を比較することを目的とした。は脂肪酸アミドヒドロラーゼ(FAAH)阻害剤は,ROSレベルが減少したどのようなROSジェネレイテッド(one-generated)酵素の活性を低下させたことが示された。さらに抗酸化パラメータにおける種々の変化はSHR腎臓における抗酸化防御を改善する傾向が観察された。,高血圧ラットにURB597投与は炎症性応答を減少させ,特にDOCA-塩高血圧ラットの腎臓における。URB597は特に,DOCA-塩ラットにおけるSHRおよび反応性アルデヒド(4-ヒドロキシノネナールおよびマロンジアルデヒド)の腎臓におけるneuroprostanesの変化から推定された,ROS依存性りん脂質酸化を促進する傾向があった。FAAH阻害剤高血圧ラットの両群の腎臓における内在性カンナビノイドのレベルを増加させたの投与はSHRにおけるカンナビノイド受容体1型および2型の発現増強と同様にDOCA塩ラットにおけるバニロイド受容体1受容体をもたらした。正常血圧ラットに与えURB597も腎酸化的代謝に影響し,Wistar KyotoラットにおけるneuroprostanesとWistarラットにおける反応性アルデヒドの強化されたレベルをもたらした。さらに,内在性カンナビノイドおよびカンナビノイド受容体のレベルはURB597投与後のラットの対照群で有意に高かった。結論として,URB597は腎臓酸化還元系とりん脂質ROS依存性と酵素依存性代謝を阻害したので,この阻害剤の投与は,高血圧のモデルに依存して腎障害を増強するかもしれないが,対照ラットの腎障害を引き起こす可能性がある。,さらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 腎臓病 ,  *血圧 ,  *投与 ,  *脂質代謝 ,  アルデヒド ,  *酸化還元反応 ,  高血圧自然発症ラット ,  受容体 ,  *リン脂質 ,  酸化防止 ,  *高血圧症 ,  活性酸素 ,  酵素
準シソーラス用語： 内因性カンナビノイド ,  *高血圧ラット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 高血圧 ,  腎 ,  URB597 ,  内因性カンナビノイドシステム ,  酸化還元バランス

分類 (5件)： 血管作用薬・降圧薬の基礎研究  (GW07040J) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  循環系一般  (EJ04010S) ,  ビタミンC  (EB07040W)

タイトルに関連する用語 (8件)： FAAH ,  阻害剤 ,  投与 ,  高血圧ラット ,  腎臓 ,  酸化還元 ,  りん脂質 ,  代謝