文献
J-GLOBAL ID:201802248450051809   整理番号:18A1111740

液体クロマトグラフィー-四重極/飛行時間(LC-Q/TOF)質量分析を用いた血液中のスボレキサントの定量【JST・京大機械翻訳】

Quantification of suvorexant in blood using liquid chromatography-quadrupole/time of flight (LC-Q/TOF) mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 1091  ページ: 87-95  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Suvorexantは,商品名Belsomraの下で販売されている不眠の治療のための新しい薬剤である。他の催眠薬とは異なり,suvorexantは他の治療法と比較して低い乱用能を持つと信じられている二重オレキシン受容体拮抗剤である。鎮静催眠薬は法医学的毒物学研究において顕著に特徴的であるが,生物学的試料におけるsuvorexantの分析を記述する報告は限られている。10mg経口投与後,ピーク濃度は典型的に<200ng/mLであった。法医学的毒物学研究室は,単回投与後数時間で薬物を同定するためにしばしば必要とされるので,高感度分析が必要である。全血におけるsuvorexantの定量のための新しい分析法を開発した。これは法医学的毒物学におけるこの新薬の同定に役立つであろう。単純な酸性/中性液-液抽出(LLE)を用いて,全血からの分離物を分離し,続いて液体クロマトグラフィー-四重極/飛行時間(LC-Q/TOF)質量分析を正エレクトロスプレイイオン化(ESI)を用いて行った。血液中の種々の溶媒の抽出効率を,検出限界,定量限界,精度,正確度及びバイアス,キャリブレーションモデル,マトリックス効果,妨害及びキャリーオーバーに加えて評価した。4つの異なる抽出溶媒(N-ブチル塩化物,エーテル/トルエン(1:1),ヘキサン/酢酸エチル(9:1),メチルtert-ブチルエーテル(MTBE))を用いて,suore剤の回収率を評価した。分析回収率に有意差は見られなかったが,N-ブチルクロリドは再現性,効率及び利便性の改善を示した。加重(1/x)二次キャリブレーションモデルを2~200ng/mL(R2=0.995)の範囲で選択した。0.5mLの全血を用いて,検出限界と定量限界は0.5ng/mLであった。分析内(n=5)と分析間(n=15)精度(%CV)は≦13%で,バイアスは5,50,及び160ng/mLの濃度で-5から2%の範囲であった。マトリックス効果は,それぞれ20ng/mLと100ng/mL(n=20)で16%(9%CV)と15%(8%CV)であった。定性的干渉またはキャリーオーバーは観察されなかった。しかし,内部標準(エスタゾラム-D5)による定量的干渉は,10倍の高濃度で存在する場合,セルトラリンに起因する可能性があった。市販の重水素化内部標準の不在下で,LCに基づく方法を用いた定量的妨害の可能性を考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  生物薬剤学(臨床) 

前のページに戻る