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J-GLOBAL ID:201802248466330924   整理番号:18A0747316

ミツバチの生物学 ミツバチの行動と生態および生活史

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巻: 53  号:ページ: 9-12,1(2)  発行年: 2018年05月30日 
JST資料番号: F1251A  ISSN: 0023-3218  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本稿では,複雑でかつ合理的なミツバチの社会をセイヨウミツバチApis mellifera L.を例にとり,その生活史に沿って紹介した。
・巣の開始と成長(巣の中で羽化した働きバチはまず巣の掃除→女王バチになる幼虫の育児→巣の門番→巣外へ出て採餌個体になる。(齢差分業)ミツバチ巣内の温度の調節(冬は働きバチが飛翔筋を収縮させた発熱,夏は働きバチが巣外から水を持ち込み扇風と組合せることにより温度を下げる)。
・採餌(利益性の高い餌場で採餌を行ったミツバチの働きバチは,巣へ戻ると巣板上で細かく左右に腹部を振りながら歩く,尻振りダンスと呼ばれる特徴的な行動を示す。働きバチは,この時の尻振りの継続時間で巣から餌場までの距離を示し,1kmを約1秒の尻振りとして表現する。尻振り時の進行方向は,餌場の方向を表している。巣内で待機している働きバチは,ダンスを追従することで情報を読み取り,餌場の位置を知ることができる。ダンス追従をした鉢は,燃料として使うための蜜を比較的多く巣から持ち出しており,それによって餌場に到着できる可能性を高めていると考えられる。
・繁殖(女王が育つ巣房は,働きバチ巣房ともオス巣房とも異なり,巣板の下部に垂れ下がるように作られる。この巣房を王台と呼ぶ。ここに産下された受精卵が孵化すると,働きバチによってローヤルゼリーが与えられ,それを食べて育った幼虫は働きバチではなく,女王へと発生する)。
・巣の防衛(ミツバチの巣では年間を通して,入巣が厳しく管理されている。門番は巣仲間を識別して,他巣由来のハチを巣外に排除する。門番は攻撃性が強く,侵入者に対して毒針で応戦する。女王蜂にも毒針や毒嚢が備わっているが,働きバチのそれとは少し異なる)。
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分類 (2件):
分類
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養蜂一般  ,  動物生態学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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