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J-GLOBAL ID:201802248508107596   整理番号:18A1133084

穀粒充填段階における交互中程度の湿潤と乾燥灌漑に対するイネ根圏の正の応答【JST・京大機械翻訳】

A positive response of rice rhizosphere to alternate moderate wetting and drying irrigation at grain filling stage
著者 (17件):
資料名:
巻: 207  ページ: 26-36  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0745A  ISSN: 0378-3774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水田は,全イネ成長期の間に数回排出され灌漑される。研究は,イネ根圏における湛水と排水の感受性を認めているが,登熟段階における中程度の乾燥がイネ根圏の生態学的特性にどのように影響するかに関する現在の知識は限られている。2つの灌漑レジーム[交互中程度湿潤と乾燥灌漑(AMWD)と連続灌漑(CI)]による圃場試験を行い,土壌物理的および化学的性質と微生物群集の変化を調べた。本研究の結果は,AMWD下の土壌pHが低下し,Ehが増加することを示した。さらに,土壌電気伝導率は土壌水分ポテンシャルの低下とともに増加し,減少し,興味あることに,すべての研究された変数は再散水後に急速に回復した。末端制限断片長多型(T-RFLP)分析は,細菌群集の多様性指数がAMWDレジームの初期処理と比較して乾燥相で高いことを明らかにしたが,均等指数は減少した。驚くべきことに,AMWDプロセスは,Azotobacter,硝化細菌,リン酸塩およびカリウム可溶化細菌(栄養素循環に関与する)のような好気性細菌の割合を増加させた。さらに,AMWD条件下での酵素活性の増加は栄養分の放出を促進し,それにより土壌中のNO3--N,可給態リン(P)及びカリウム(K)の量を増加させ,それは後期登熟段階におけるイネ栄養要求を満たした。これは植物の生理活性と登熟の促進をもたらし,したがって穀粒収量を増加させた。これらの結果から,登熟段階でのAMWD灌漑に対するイネ根圏の正の応答があり,その収量を減少させることなく,水田における健全な灌漑システムを設定するための基礎を置いた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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稲作  ,  農業土木 

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