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J-GLOBAL ID:201802248509160928   整理番号:18A2155428

TNF-α仲介カスパーゼ-3/-8/-9シグナル伝達経路を介したアセトアミノフェン誘発肝毒性に対するアメリカニンジンの保護効果の改善【JST・京大機械翻訳】

Improved protective effects of American ginseng berry against acetaminophen-induced liver toxicity through TNF-α-mediated caspase-3/-8/-9 signaling pathways
著者 (9件):
資料名:
巻: 51  ページ: 128-138  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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P.quinquefoliusの葉と同様に,アメリカ人参ベリー(AGB)は,代替治療可能性を有するP.quinquefoliusのもう一つの重要な部分である。前者の肝臓保護能力は以前に実証されているが,後者はまだ評価されていない。著者らの以前の観察に基づいて,本研究はin vivoでのアセトアミノフェン(APAP)誘導肝障害におけるAGBの新規機構に対する肝保護効果を評価するために設計された。すべてのマウスを以下の4つの群に分割した。正常群,APAP群およびAPAP+AGB(150mg/kgおよび300mg/kg)群。AGBをAPAP(250mg/kg)への曝露前に1週間経口投与した。重篤な肝障害を観察し,肝毒性を生化学的マーカー,蛋白質発現レベルおよび肝臓組織病理学を評価することにより24時間後に評価した。著者らの研究結果は,AGB前処置がAPAP群と比較して,血漿アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),アスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST),腫瘍壊死因子α(TNF-α)およびインターロイキン-1β(IL-1β)の減少によって証明されたように,APAP誘発肝障害を改善したことを明確に示した。ウェスタンブロット法分析は,AGBによる前処理が肝臓組織におけるTNF-αと核転写因子-κB(NF-κB p65)の発現レベルを減少させることを示した。一方,カスパーゼ,チトクロームc,およびBaxの蛋白質発現レベルは,7日間のAGB処理によって上昇し,一方,Bcl-2の蛋白質発現レベルはAPAP群におけるそれと比較して阻害された。さらに,AGBの添加はスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とグルタチオン(GSH)の増加をもたらしたが,マロンジアルデヒド(MDA)含量の減少と4-ヒドロキシノネナール(4-HNE)とチトクロームP450E1(CYP2E1)の発現レベルを減少させた。組織病理学的染色の結果は,AGB前処理がAPAP誘発肝細胞浸潤,うっ血,および壊死を阻害したことを示した。本研究は,AGB前処理が,酸化ストレスの阻害,TNF-α仲介カスパーゼ-3/-8/-9シグナル伝達経路を介した炎症応答を介して,APAP誘導肝毒性に対して肝細胞を保護することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器作用薬の基礎研究 
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