抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
外来腰椎椎間板切除術は近年増加している。外来設定は腰椎椎間板切除術に対する安全で費用対効果の高い方法であると考えられている。しかしながら,タバコ使用障害(TUD)または糖尿病(DM)を有する外来腰椎椎間板切除患者の安全性は,まだ十分に研究されていない。本研究の目的は,外来患者と入院患者の間のTUDとDM患者における腰椎椎間板切除後の術後合併症の割合を比較することであった。2007年から2016年までのHumanaデータベースを用いた遡及的研究(PearlDiber Technologies)(Colorado Spring,CO,USA)。2007年から2016年の第1半期まで,外来患者および入院患者において腰椎椎間板切除術を受けた患者は,すべてのレベルで手術を受けた。各患者群を共存症(TUDまたはDM)に基づいて分割した。術後1年以内の再調査の存在,手術後1年以内の静脈血栓症イベント(VTE),手術部位および術後感染症を3か月以内に評価した。VTEは深部静脈血栓症と肺塞栓症と定義された。術後感染症は,外科部位感染,尿路感染,カテーテル関連感染および敗血症関連感染と定義された。外科的部位合併症は,外科的創傷および非治癒外科的創傷における創傷破壊,血腫または血清腫と定義された。全国的なHumana民間保険データベースは,第9版の国際分類と現在のProce硬膜 Terminology Codesを用いて質問された。腰椎椎間板切除術を受けた患者は,2つの群に細分された:入院患者と外来設定群。各群は,TUDまたはDMの有無によってさらに層別化された。再調査,VTE,感染および外科的創傷合併症の発生を調査した。各合併症における2つの設定群間を比較するために,カイ二乗検定を使用し,p値,オッズ比(OR),および95%の交絡間隔(95%CI)を計算した。統計的に有意な差レベルは,0.05未満のp値に設定された。合計24407名の患者が腰椎椎間板切除術を受けた。これらのうち,患者の69.49%(16961)は,外来設定で腰椎椎間板切除を受けた。合計2,630名の患者はTUDを有し,それらの70.57%(1,856名)の患者は,外来設定において腰椎椎間板切除術を受けた。24407名の患者のうち3,511名はDM(65.45%(2,298名)の外来腰椎椎間板切除術)を有していた。一般的に,外来設定は,術後感染の有意に低い発生率(p<.001,OR0.583),外科的創傷関連合併症(p<.001,OR0.56)およびVTE(p<.001,OR0.417)を示した。一方,外来患者の設定は,入院患者の設定(p<.001,OR 1.718)より1年以内に同じレベルで再手術に対して有意に高いリスクを有していた。TUDとDMに対して,外来設定は,外科的創傷関連(TUD;p=.03OR0.633,DM;p<.001OR0.529)とVTE(TUD;p=.002OR0.408,DM;p=.001OR0.517)に関して有意に少ない合併症を示した。外来TUD患者は1年以内に再調査のリスクが有意に高かった(TUD;p=.003,OR1.737)。患者の処置は,外来設定と比較して,外科的創傷関連合併症,術後感染症およびVTEのより高い率を有した。同時に,外来設定は,入院患者設定より同じ腰椎レベルでより高い再手術率を有した。TUDとDM外来患者および入院患者腰椎椎間板切除群における合併症発生率は,全体の患者と異ならなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
