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J-GLOBAL ID：201802248667147332   整理番号：18A1707362

メソゲンエポキシ樹脂のガラス転移温度と破壊じん性に及ぼす硬化剤の影響

Effect of Curing Agents on Glass Transition Temperature and Fracture Toughness of Mesogen Epoxy

著者 (3件)： 福田和真 (日立化成) ,  丸山直樹 (日立化成) ,  竹澤由高 (日立化成)
資料名： ネットワークポリマー論文集  (Journal of Network Polymer, Japan)
巻： 39  号： 5  ページ： 230-235  発行年： 2018年09月10日 
JST資料番号： Z0934A  ISSN： 2433-3786  CODEN： NPORF2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メソゲンエポキシ樹脂の硬化物は高次構造を形成することにより高い破壊靱性を有する。硬化した樹脂の高次構造,ガラス転移温度(T_g)および破壊靱性は,硬化剤によって影響を受ける。しかし,これらの特性の相関に関する報告はほとんどなく,芳香族アミノ基を有する9種類の硬化剤で硬化したメソゲンエポキシ樹脂の物理的性質の測定によって相関を調べた。その結果,T_gと破壊靱性の間に負の相関を確認し,スメチック構造を有する硬化物は,同等のT_gを持つ非晶質構造を有するものと比較して,破壊靱性の1MPa・m^1/2の改善を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： メソゲン ,  *エポキシ樹脂 ,  ガラス転移点 ,  *破壊靱性 ,  *架橋剤 ,  硬化物 ,  高次構造 ,  架橋【高分子】 ,  芳香族アミン ,  スメクチック相 ,  非晶質

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  橋かけ剤とその触媒  (YH05020Y) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I)

引用文献 (16件)：

• 1) 岸肇,内藤武見,松田聡,村上 惇,村司雄一,中川善嗣,日本接着学会誌,41,84-92(2005) .
• 2) 村上 惇,松下裕臣,吉織忠継,新保正樹,材料,33,373,1298-1303(1984) .
• 3) R. A. Pearson and A. F. Yee, J. Mater. Sci., 32, 2475 -2488(1986) .
• 4) H. Kishi, Y-B. Shi, J. Huang, and A. F. Yee, J. Mater. Sci., 33, 3479-3488(1998),
• 5) 友井正男,ネットワークポリマー,20,97-110( 1999).

タイトルに関連する用語 (5件)： メソゲン ,  エポキシ樹脂 ,  ガラス転移温度 ,  破壊じん性 ,  硬化剤