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J-GLOBAL ID：201802248705177969   整理番号：18A1229454

第1章 粒子の性質と測定 1.9 粒子間相互作用力 1.9.3 変形・形状・表面粗さと相互作用力

1. Particle Characteristics and Measurement 1.9 Interparticle Forces 1.9.3 Effects of Surface Deformation, Geometry and Roughness on Forces

著者 (2件)： 石田尚之 (岡山大学 大学院自然科学研究科 応用化学専攻) ,  松坂修二 (京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 55  号： 4  ページ： 208-211(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・粉体工学に関する連載の基礎講座であり,本号では粒子間の相互作用力に対する粒子表面の変形や形状および表面粗さの影響について理論に基づいて解説。
・粒子表面の変形と相互作用力の関係には,弾性体に基づくHerz方程式や一部に付着を考慮したJKR式が存在。
・平板間の相互作用エネルギーから種々の形状の相互作用力を近似的に求めるDerjaguin近似と呼ばれる近似式が存在。
・表面粗さを伴う粒子間の相互作用力については,表面粗さrms指数を組み入れた計算式が存在。

シソーラス用語： *粉体工学 ,  固体粒子 ,  相互作用 ,  弾性力学 ,  数学モデル ,  付着力 ,  エネルギー ,  曲率 ,  表面粗さ

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (13件)：

• [1] K. L. Johnson, K. Kendall, A. D. Roberts, Surface energy and the contact of elastic solids, Proc. R. Soc. London, A 324 (1971) 301-313.
• [2] K. L. Johnson, Contact Mechanics, Cambridge University Press (1985).
• [3] B. Derjaguin, Untersuchungen über die Reibung und Adhäsion, IV, Kolloid Z. 69 (1934) 155-164.
• [4] L. R. White, On the deryaguin approximation for the interaction of macrobodies, J. Colloid Interface Sci. 95 (1983) 286-288.
• [5] J. N. Israelachvili, Intermolecular and Surface Forces, Third ed., Academic Press (2011).

タイトルに関連する用語 (4件)： 粒子の性質 ,  粒子間相互作用 ,  表面粗さ ,  相互作用力