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J-GLOBAL ID:201802248724161154   整理番号:18A0426213

ラパマイシンは初期細胞溶解性プロモーターの転写活性を増加させることにより胃癌細胞におけるEpstein-Barrウイルスの溶解性複製を増強する【Powered by NICT】

Rapamycin enhances lytic replication of Epstein-Barr virus in gastric carcinoma cells by increasing the transcriptional activities of immediate-early lytic promoters
著者 (5件):
資料名:
巻: 244  ページ: 173-180  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトヘルペスウイルス,Epstein-Barrウイルス(EBV)は,上皮とリンパの両方悪性腫瘍と関連している。EBV再活性化の誘導はEBV関連腫瘍に対する潜在的な治療戦略である。本研究では,胃癌細胞におけるEBV再活性化に及ぼすラパマイシンの影響を評価した。ラパマイシンはEBV溶菌蛋白質の発現をアップレギュレーションし,EBV溶解性誘導剤酪酸ナトリウムにより誘発されたウイルス増殖を増加することを見出した。逆転写-qPCR,ルシフェラーゼ活性アッセイ,クロマチン免疫沈降およびウエスタンブロットは,ラパマイシンはEBV再活性化を促進する機構を研究した。著者らの結果は,ラパマイシン処理は,EBV前初期遺伝子の増加したmRNAレベルをもたらしたことを示した。ラパマイシンもSp1結合の強化によるEBV前初期溶菌プロモーターZpおよびRpの転写活性を増強した。血管拡張性失調症変異遺伝子のsiRNAが仲介するノックダウンによる細胞血管拡張性失調症mutated/p53経路の抑制は有意にラパマイシン/酪酸ナトリウム処理によるウイルス再活性化を消失し,血管拡張性失調症mutated/p53経路はラパマイシン促進EBV再活性化に関与していることを示した。総合すれば,これらの結果は,ラパマイシンはEBV関連悪性腫瘍のために開発された腫瘍溶解性ウイルス療法の有効性を増強する可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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ウイルスによる植物病害  ,  植物の病虫害防除一般  ,  ウイルス学一般  ,  ウイルスの生化学  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
物質索引 (1件):
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