文献

J-GLOBAL ID：201802248874704285   整理番号：18A0134172

睡眠は小児および成人における作業記憶におけるトレーニング誘発改善を増強する【Powered by NICT】

Sleep augments training-induced improvement in working memory in children and adults

著者 (3件)： Zinke Katharina (Institute of Medical Psychology and Behavioral Neurobiology, University of Tuebingen, Germany) ,  Noack Hannes (Department of Psychiatry and Psychotherapy, University of Tuebingen, Germany) ,  Born Jan (Institute of Medical Psychology and Behavioral Neurobiology, University of Tuebingen, Germany)
資料名： Neurobiology of Learning and Memory  (Neurobiology of Learning and Memory)
巻： 147  ページ： 46-53  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0897B  ISSN： 1074-7427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 睡眠は手続き的運動記憶の形成に重要な役割を果たしている。睡眠は作業記憶機能に関連する認知法のための類似した役割を果たしているかどうか,まだ明らかではない。睡眠は小児における作業記憶におけるトレーニング誘発改善を増強するかどうかを調べた。小児はより強い徐波睡眠(例えば,より高い徐波活性,より多くのスピンドル)を示すことから,成人におけるよりも大きいことが睡眠改善を期待していた。二十四人の子供(10 12歳)と24名の成人は上行レベルの困難さで提示したブロック(各20応答6ブロック)の三回を含むNバック課題の三セッションについて訓練した。セッションは~12により分離した。訓練セッションの間に,参加者には1番目の睡眠全夜間を過ごし,正常日覚醒(夕方群)またはその逆(朝群)。全ブロックと,個々の最適性能を推定するために,各ブロックの最初の10試験のみに性能を解析した。結果は覚醒と比較して訓練後の終夜睡眠と訓練作業記憶性能の明らかな増加を示した。睡眠利得は第一ブロック半分の性能に対してのみ明らかにし,絶対値で,小児および成人における密接に匹敵した。作業記憶性能の違いを考慮してベースライン性能の割合として表される睡眠に増加したが,成人より小児の方が大きかった。データは,訓練後の睡眠は発展途上集団における特定の利点,すなわち,作業記憶における事象の配列を操作する能力,実行制御に関連する認知手順を促進することを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： スピンドル ,  覚醒 ,  利得 ,  ノンレム睡眠 ,  *子供
準シソーラス用語： 徐波 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 作業記憶 ,  睡眠 ,  開発 ,  実行制御機能

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 睡眠 ,  小児 ,  成人 ,  作業記憶 ,  トレーニング ,  誘発 ,  増強