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J-GLOBAL ID：201802248965040034   整理番号：18A2052490

分子動力学シミュレーションによるポリ(4-メチル-1-ペンテン)融液中の側鎖間の構造変化及び相関

Structural Change and Correlation between Side Chains in Poly(4-methyl-1-pentene) Melt via Molecular Dynamics Simulation

著者 (1件)： SENDA Yasuhiro (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 87  号： 11  ページ： 114601.1-114601.7  発行年： 2018年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(4-メチル-1-ペンテン)(P4MP1)を大きな側鎖により特徴化し,そしてP4MP1融液に対するX線回折測定は,圧力誘起液-液転移を示す波数空間における回折パターンの圧力依存性の急激な変化を明らかにした[A. Chiba et al., Phys. Rev. E 85, 021807 (2012)]。著者らは,実空間におけるP4MP1融液の微視的構造の詳細を明らかにするため,粗視化モデルを用いた分子動力学シミュレーションを行った。側鎖は低密度融液中にまばらに分布しており,密度が増加するにつれて,このような粗充填構造は,側鎖の分枝が互いにかみ合いそれらの間の相関が増加する高密度充填構造に変化する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *融解高分子 ,  *構造相転移 ,  ポリメチルペンテン ,  *側鎖 ,  構造特性 ,  密度依存性 ,  からみ合 ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション ,  X線回折 ,  圧力効果
準シソーラス用語： *液液相転移 ,  ポリ(4-メチル-1-ペンテン) ,  構造変化 ,  分子動力学シミュレーション ,  粗視化モデル

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

引用文献 (47件)：

• I. W. Bassi, O. Bonsignori, G. P. Lorenzi, P. Pino, P. Corradini, and P. A. Temmussi, J. Polym. Sci., Part A-2 9, 193 (1971).
• H. Kusanagi, M. Takase, Y. Chatani, and H. Tadokoro, J. Polym. Sci., Polym. Phys. Ed. 16, 131 (1978).
• J. H. Griffith and B. G. Rånby, J. Polym. Sci. 44, 369 (1960).
• S. Rastogi, M. Newman, and A. Keller, Nature 353, 55 (1991).
• S. Rastogi, C. S. J. Corstjens, and G. W. H. Höhne, Macromol. Symp. 166, 35 (2001).

タイトルに関連する用語 (5件)： 分子動力学シミュレーション ,  4-メチル-1-ペンテン ,  融液 ,  側鎖 ,  相関