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J-GLOBAL ID:201802249055684516   整理番号:18A1073342

2003年から2015年までのRoss氷棚ポリニアにおける氷生産の時空間変動性とモデルパラメータ感度解析【JST・京大機械翻訳】

Spatio-Temporal Variability and Model Parameter Sensitivity Analysis of Ice Production in Ross Ice Shelf Polynya from 2003 to 2015
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 934  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7270A  ISSN: 2072-4292  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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南極海氷の形成は,南半球の冬に起こるポリニアによって強く影響される。ロス海に位置するRoss Ice Shelf Polynya(RISP)の海氷生産は,南大洋周辺の沿岸ポリニアの中で最も高い。本論文では,冬季におけるRISPの日海氷生産分布を2003~2015年の間に推定し,氷生産の空間的および時間的傾向を調査した。さらに,パラメータ化に対する氷生産モデルの感度を試験した。RISPの範囲を定義するために,本研究では,ARTIST(北極放射とTurbulence相互作用研究)海氷アルゴリズム(ASI)による先進マイクロ波走査放射計2(AMSR2)による海氷濃度(SIC)マップを用いて,75%未満のSICを持つ地域への氷生産推定を行った。ERA-Iterim再解析気象データを熱力学モデルに適用し,ポリニア内の開放水画分に対する2003~2015年の4月と10月の間の日毎の氷生産分布を推定した。この推定は,気象データが現実を表すという仮定の下で行われる。さらに,全RISP海氷生産の冬季に対する空間変動,毎月の傾向,および年年傾向を分析した。結果は,海洋表面が氷棚前線から20~30kmの距離内で高い速度で氷を生成することを示した。大部分の高生産地域において,氷生産は著しく増加した。いくつかの地域は,氷棚拡大と氷山イベントの結果として,反対に有意な減少傾向を示す。毎月の全RISP氷生産は14~76km3の範囲であり,2003~2015年の各月にかなりの変動を示している。それぞれの年の季節的変動は,実質的変動を示した。2003~2015年におけるRISPの冬季全氷生産は平均219km3で164~313km3であり,明らかな時間的傾向を示さなかった。さらに重要なことに,著者らは,パラメータ化に対する氷生産モデルの感度を例証することを目的として,10の感度試験を行った。氷生産モデルの出力は,バルク移動係数(CsとCe)の値,海氷融合の潜熱(Lf),およびRISP範囲定義のためのSICの閾値に敏感である。CsとCeは最大の影響を有し,平均冬季全RISP氷生産結果の変動は87.1%と高かった。最適な局所パラメータ値のセットを推奨し,CsとCe=0.002とLf=2.79×105J・kg-1を含む。Lfは海氷の塩分と温度によって計算され,その値はLfの値と以下の氷生産結果に潜在的影響をもたらす可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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