文献
J-GLOBAL ID:201802249066357055   整理番号:18A1365585

アラビノガラクタン蛋白質は茎寄生植物であるCuscuta campestrisおよびCuscuta japonicaの菌糸を探索する細胞壁に蓄積する

Arabinogalactan Proteins Accumulate in the Cell Walls of Searching Hyphae of the Stem Parasitic Plants, Cuscuta campestris and Cuscuta japonica
著者 (7件):
資料名:
巻: 58  号: 11  ページ: 1868-1877 (WEB ONLY)  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
茎寄生植物(Cuscuta spp.)は,宿主の幹組織に侵入して,吸器と呼ばれる特殊な器官を発達させている。宿主植物の維管束組織に到達するためには,吸器は細胞壁の物理的障壁を克服する必要があり,細胞壁を介した寄生者-宿主相互作用は重要な過程である。しかし寄生関係の確立に関与する細胞壁成分はまだ同定されていない。本研究では,Cuscuta campestis-Arabidopsis thalianaとCuscuta japonica-Glycine maxの寄生者-宿主複合体を用いて寄生性界面での細胞壁成分の空間分布パターンを調べた。著者らはアラビノガラクタン蛋白質(AGP)がC.campestrisとC.japonicaの両方の菌糸の細胞壁に蓄積するので,AGPに焦点を合わせた。著者らはプレ吸器におけるよりも伸びた吸器においてより多くのAGPを見出し,AGP蓄積が発生的に調節されていることを示した。in situハイブリダイゼーションを用いて,CcFLA遺伝子と命名されたファシクリン様AGP(FLA)ファミリーに属する菌糸発現AGPをコードするC.campestrisにおける5つの遺伝子を同定した。5つのCcFLA遺伝子のうちの3つは,宿主の幹表皮の吸着部位のCuscuta幹表皮上に発達する付着部で発現した。これらの結果は,AGPが菌糸の伸長と宿主細胞への接着,およびCuscutaとその宿主の表皮組織間の接着に関与していることを示唆している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  植物の生化学 

前のページに戻る