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J-GLOBAL ID：201802249129229716   整理番号：18A0182266

医療機器向け極細テーパ管の高精度スエージング加工技術の開発

Development of Precise Swaging Method of Ultra-fine Taper Tube for Medical Equipment

著者 (2件)： 多田基史 ((株)津田製作所) ,  相澤淳一 ((株)津田製作所)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 58  号： 683  ページ： 1094-1098(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 細液分析装置等の生検体分析装置には,検体(血液,尿等)に試薬を滴下するノズルが搭載されており,患者の身体的負担軽減の点から細径・高精度ノズルが求められている。津田製作所では,技術開発によって注射針に用いられるゲージサイズと呼ばれるステンレス製細径パイプのスエージング加工に力を注ぎ,従来φ0.3mm程度が限界とされていたスエージング加工によるテーパ管の内径を最小φ0.1mm以下まで細径化することを可能とした。また,試薬を少量且つ高精度に分注が可能な滴下ノズルの安定製造を実現した。本稿では開発された,極細テーパ管の高精度スエージング加工技術について概説した。本技術開発において講じた解決手段として,「孔型リリーフの適正化」「多パス化と最終パス断面減少率の適正化」「ガイド機構(アライメントの適正化)」を紹介し,それぞれについて詳しく説明した。

シソーラス用語： *医療機器 ,  *スエージ加工 ,  *分析機器 ,  *生検 ,  血液 ,  尿 ,  試薬 ,  *ノズル ,  ステンレス鋼 ,  断面縮小率 ,  最適化 ,  アラインメント ,  引抜ダイス ,  ローラ ,  管 ,  コンバージェントノズル
準シソーラス用語： *テーパ管 ,  検体 ,  *高精度 ,  先細ノズル ,  弾塑性変形

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (2件)：

• 1) 中村正信・丸山清美・久保田晶之・中村友信・大木康豊:パイプ加工法 第2版, (1998), 55, 日刊工業新聞社.
• 2) 中村正信・丸山清美・久保田晶之・中村友信・大木康豊:パイプ加工法 第2版, (1998), 53, 日刊工業新聞社.

タイトルに関連する用語 (4件)： 医療機器 ,  テーパ管 ,  スエージング ,  開発