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J-GLOBAL ID:201802249132029613   整理番号:18A0490508

幾つかの伝統的漢方薬症候群の術後結腸直腸癌患者の血漿代謝プロファイリング【Powered by NICT】

Plasma metabolic profiling on postoperative colorectal cancer patients with different traditional Chinese medicine syndromes
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  ページ: 14-19  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3294A  ISSN: 0965-2299  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,幾つかの伝統的漢方薬(TCM)症候群を伴う術後結腸直腸癌(PCRC)患者の代謝プロファイルを調べ,PCRC進行とTCM症候群分類下での代謝機構を検討することを目的とした。五十人の健康な対照(HC)と70PCRC患者,非TCM症候群(NS)10湿気と熱症候群(DHS),33ひ臓不全症候群(SDS),19肝臓と腎臓陰不全症候群(LKYDS)と8を含むを対象とした。プラズマ代謝プロファイルをガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)によって検出し,主成分分析(PCA)及び部分最小二乗判別分析(PLS DA)により分析した。さらに,KEGGとDAVIDデータベースに基づいて分析した経路濃縮と代謝ネットワークはmetaboanalystとCytoscapeを介して構築した。HCと比較してPCRCにおける高い豊度とtop3代謝物は,テレフタル酸(165.417倍),オルニチン(24.484倍)とアミノマロン酸(21.346倍)であった。またコレステロール(0.588倍)レベルはPCRCで減少した。L-アラニン,12 エタンジアミン,尿素,グリセロール,グリシン,アミノマロン酸,クレアチニンおよびパルミチン酸はDHSにおける特異的に変化したが,D-トリプトファンはLKYDSにおけるSDS,L-プロリン,1, 2, 3-プロパントリカルボン酸,D-ガラクトースと2 インドールカルボン酸に変化したのみであった。プラズマ代謝プロファイルをPCRC患者における摂動した。テレフタル酸レベルの上昇は再発とオルニチン上昇のハイリスクは術後回復に寄与する可能性を示唆している可能性があるまたはPCRC再発への感受性を高める可能性がある。DHS,SDS,LKYDSとNSの代謝プロファイルはほとんど別々にクラスター化し,メタボロミクスを用いたTCM症候群分類を説明する可能性を示した。さらに,クレアチニンとアミノマロン酸変化はDHSの形成に関係する可能性があるが,D-トリプトファンはSDSとD-ガラクトースと関連するかもしれないと1, 2, 3-プロパントリカルボン酸はLKYDSに関連するかもしれない。各TCM症候群の患者の数は小さいので,それらの結果を検証するためにはさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物の各種分析  ,  数値計算  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断 
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