文献

J-GLOBAL ID：201802249184127188   整理番号：18A1424716

ヒト脳腫瘍における胎児微小キメラ症【JST・京大機械翻訳】

Fetal microchimerism in human brain tumors

著者 (4件)： Broestl Lauren (Department of Pediatrics, Washington University School of Medicine, St. Louis, MO) ,  Rubin Joshua B. (Department of Pediatrics, Washington University School of Medicine, St. Louis, MO) ,  Rubin Joshua B. (Department of Neuroscience, Washington University School of Medicine, St. Louis, MO) ,  Dahiya Sonika (Department of Pathology and Immunology, Washington University School of Medicine, St. Louis, MO)
資料名： Brain Pathology  (Brain Pathology)
巻： 28  号： 4  ページ： 484-494  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1295A  ISSN： 1015-6305  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中枢神経系腫瘍を含む癌発生と生存における性差は良く報告されている。複数の機構は,健康と疾患の性差に寄与する。最近,胎児-母体の微小キメラ細胞の存在は,乳癌および結腸直腸癌において予後的意義を有することが示されている。これらの細胞の頻度と潜在的役割は脳腫瘍では研究されていない。したがって,この目的のために,2つの一般的な原発性成人脳腫瘍を選択した:性ホルモン応答性で,女性においてより高い発生率を有する髄膜腫,および男性においてより一般的に起こる性ホルモンであるグリア芽細胞腫。定量的PCRを用いて,男性の妊娠の陽性履歴を有する女性からの腫瘍サンプルにおける男性DNAの存在と膠芽腫または髄膜腫の診断を検出した。XおよびY染色体に対する蛍光in situハイブリダイゼーションを用いて,腫瘍組織内の無傷の雄細胞の存在を検証した。約80%のグリア芽細胞腫症例と50%の髄膜腫症例で胎児の微小キメラが見られた。微小キメラ現象の存在と疾患の臨床的または分子的診断的特徴との間に相関は認められなかった。胎児の微小キメラ細胞の影響は,前向きに評価されなければならない。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 性差 ,  発癌 ,  成人 ,  *胎児 ,  *脳腫瘍 ,  *ヒト ,  *キメラ ,  男性 ,  DNA【核酸】 ,  髄膜腫 ,  膠芽腫 ,  女性 ,  *腫瘍 ,  妊娠 ,  乳房腫瘍

著者キーワード (5件)： 脳腫瘍 ,  胎児微小キメラ症 ,  神経膠芽腫 ,  髄膜腫 ,  妊娠

分類 (1件)： 神経系の腫よう  (GN04000V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  脳腫瘍 ,  胎児 ,  微小 ,  キメラ