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J-GLOBAL ID：201802249227396921   整理番号：18A0524380

固相ミクロ抽出のためのマトリックス適合被覆を用いた高イオン強度試料溶液中のUVフィルタの定量【Powered by NICT】

Determination of UV filters in high ionic strength sample solutions using matrix-compatible coatings for solid-phase microextraction

著者 (2件)： An Jiwoo (Department of Chemistry, Iowa State University, Ames, IA 50011 USA) ,  Anderson Jared L. (Department of Chemistry, Iowa State University, Ames, IA 50011 USA)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 182  ページ： 74-82  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重拘束された高分子イオン液体(PIL)吸着剤被覆物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)と組み合わせた直接浸漬固相ミクロ抽出(DI SPME)による高塩含有量を含む試料溶液中の九種の紫外線(UV)フィルタの定量のために作製した。1-ビニル-3-デシルイミダゾリウムスチレンスルホン酸([VImC_10][SS])および1,12-ジ(3-ビニルベンジルイミダゾリウム)ドデカンdistyrenesulfonate([(VBIm)2C_12]2[SS]),IL単量体と架橋剤カチオンとアニオンはその抽出能の低下なしで25%NaCl(w/v)溶液中で120まで直接浸漬抽出を可能とする高度に安定な吸着剤被覆物を共重合させた。脱着溶媒,撹拌速度,抽出時間,脱着溶媒体積,及び脱着時間などの抽出と脱着パラメータを評価し,最適化した。スチレンスルホン酸アニオンベースPILファイバー,PILファイバーを含む塩化物アニオン,及び市販のポリジメチルシロキサン/ジビニルベンゼン(PDMS/DVB)繊維の分析性能を比較した。スチレンスルホン酸アニオンベースPILファイバーの決定(R~2)の係数は0.995から0.999の範囲であり,検出限界(LODs)は0.1~5μL~( 1)変化した。開発された方法は水道水,プール,湖の水を含む実際の水試料に成功裏に適用し,許容される相対的回収率が得られた。塩化物アニオンと同様にPDMS/DVB繊維を含むPILファイバーの寿命はスチレンスルホン酸アニオンを含むPILファイバーよりもかなり短かった,両繊維再現性の著しい減少と40および70抽出後の収着剤被覆表面に有意な損傷を示した。PILファイバーを含む塩化物アニオンのためのR~2値はまたは0.5から5μL~( 1)の範囲のLODs0.991よりも高かった。PDMS/DVB繊維に対して,R~2値は0.992から0.999の範囲にあり,LODsは0.2μgL 1~( 1)と5μgL~( 1)程度の低さであることが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 吸着剤 ,  ポリジメチルシロキサン ,  水試料 ,  最適化 ,  検出限界 ,  水道水 ,  *被覆 ,  *フィルタ ,  アニオン ,  浸漬 ,  *イオン強度 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  脱着 ,  回収率
準シソーラス用語： *固相微量抽出 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 高分子イオン液体 ,  固相ミクロ抽出 ,  二重閉込められた高分子 ,  紫外フィルタ ,  高速液体クロマトグラフィー

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 固相ミクロ抽出 ,  マトリックス ,  イオン強度 ,  試料溶液 ,  UVフィルタ ,  定量