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J-GLOBAL ID:201802249230095062   整理番号:18A0812819

ヒラメの左右色素沈着パターンはメラノコルチン受容体(MC1RおよびMC5R)の発現レベルに対応するが,Agoutiシグナル伝達蛋白質1(ASIP1)発現には対応しない【JST・京大機械翻訳】

Left-right pigmentation pattern of Japanese flounder corresponds to expression levels of melanocortin receptors (MC1R and MC5R), but not to agouti signaling protein 1 (ASIP1) expression
著者 (6件):
資料名:
巻: 262  ページ: 90-98  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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色素沈着の基本的分子機構は不明であるが,flat魚における体色は動物界における最も特徴的な非対称性の1つである。他の硬骨魚類の背腹色(カウンターシェーディング)において,メラノコルチン1受容体(MC1R)の内在性アンタゴニストであるアゴリシグナル伝達蛋白質1(ASIP1)の腹側特異的発現が中心的な役割を果たすことが報告されている。ASIP1の寄与もまた,平坦魚の非対称色素沈着において示唆された。ASIP1の寄与を確認し,さらにヒラメの体着色における受容体機能を調べるために,右側の正常色素領域,右側の正常な非色素領域,および右側の異常色素(高メラニン症)領域において,asp1,mc1r,メラノコルチン5受容体(MC5R)およびメラニン濃縮ホルモン受容体2(MCHR2)の発現レベルを測定した。測定は,コルチゾールにより刺激された高メラニン症の条件下で,また高メラニン症の領域における非色素沈着から色素沈着への移行の間に行われた。著者らの期待とは対照的に,色素性と非色素性領域の間のasp1発現に差は検出されなかった。また,高メラニン症の領域または転移過程において,正常およびホルモン刺激色素性条件の間に差はなかった。その代わりに,mc1r,MC5RおよびMCHR2の発現レベルは,色素沈着領域で一貫して高く,特にホルモン刺激条件下で増加した。さらに,これらの受容体遺伝子の発現は,将来の高メラニン症の領域における色素沈着前に増加した。著者らの結果は,MC1RとMC5Rは,必ずしもASIP1ではなく,ヒラメにおける色素沈着と高メラニン症に寄与することを示唆する。著者らは,他の脊椎動物における反対遮光のそれと異なる,平坦魚における非対称色素沈着のための未知の分子機構を提案する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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外皮一般  ,  遺伝子発現 

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