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J-GLOBAL ID：201802249242829425   整理番号：18A0594229

観光のグローバル化に向けた森林管理のあり方 観光のグローバル化時代の森林整備~自然災害と森林~

著者 (1件)： 海津ゆりえ (文教大 国際)
資料名： 森林科学  (日本林学会会報)
号： 82  ページ： 25-28  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： L1306A  ISSN： 0917-1908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・空前のインバウンド観光ブームを迎えている日本は気象災害や地震・火山災害が多発する国でもあることから,観光客に対するリスクマネジメントの現状を記述。
・防災を考える際にも,古くから日本で森を鎮魂し癒しを与えてくれる大切なものとの考えがあり,これを観光対象として利用できないの視点が重要。
・高台は津波災害のときに住民が避難できる場所として重要。
・一関藩の建部清庵が著した「民間備荒録」の「屋敷には食用の実がなる木々を植えよ」など古人の知恵の重要性を指摘。
・岩手県二戸市における雑穀食利用による長命の効果とそれの観光への展開。
・岩手県気仙郡住田町の町産材を使った東日本大震災被災者に対する木造仮設住宅の提供。
・東日本大震災後に被災地を訪ね,「語り部ガイド」として語りを聞き続ける活動を通し,森林管理者は「森と向き合う現場人」であると考察。

シソーラス用語： *観光 ,  *自然災害 ,  *森林計画 ,  *リスク管理 ,  気象災害 ,  震災 ,  食事 ,  寿命 ,  木材 ,  仮設住宅 ,  森林 ,  日本 ,  *インバウンド観光 ,  火山災害 ,  東日本大震災 ,  森林管理
準シソーラス用語： 語り ,  雑穀 ,  森林整備

分類 (3件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J) ,  自然災害  (FC04020J) ,  森林経営・経理  (FF01030I)

引用文献 (6件)：

• 防災科学技術研究所(2006)自然災害の種類.http://dil.bosai.go.jp/workshop/01kouza_kiso/hajimeni/s2.htm,2017年12月4日確認
• UNWTOアジア太平洋センター(2016)Tourism Highlights 2016 Edition 日本語版.UNWTOアジア太平洋センター
• 我孫子麟・守屋嘉美(1983)建部清庵原著 民間備荒録(陸中).(日本農書全集第18巻,我孫子麟・守屋嘉美 翻刻・現代語訳・解題,農山漁村文化協会).3-236
• シノドス国際社会動向研究所(2012)復興から日本の災害支援をアピールする 多田欣一(住田町長)×飯田泰之.http://synodos.jp/fukkou/794,2017年10月16日確認
• WWFジャパン(2013)持続可能な復興へ向けた支援 岩手県住田町の取り組み.http://www.wwf.or.jp/activities/2013/04/1129712.html/,2017年10月16日確認

タイトルに関連する用語 (6件)： 観光 ,  グローバル化 ,  森林管理 ,  森林整備 ,  自然災害 ,  森林