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J-GLOBAL ID:201802249371253222   整理番号:18A0384675

水溶液中の長鎖アルキル陽イオンジェミニ界面活性剤の凝集挙動に対する臨界パラメータとしてのスペーサの親水性と柔軟性【Powered by NICT】

Hydrophilicity and flexibility of the spacer as critical parameters on the aggregation behavior of long alkyl chain cationic gemini surfactants in aqueous solution
著者 (6件):
資料名:
巻: 230  ページ: 453-460  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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極性頭基に結合させた異なるスペーサと置換基を含む長鎖アルキル鎖(C12とC18)をもつ一連の4級アンモニウムジェミニ界面活性剤を合成し,水溶液中でのそれらの凝集特性を調べた。疎水性鎖,スペーサ基の性質と構造,そのような二量体界面活性剤の凝集挙動に及ぼす頭基の極性の影響を調べた。水溶液中のジェミニ界面活性剤の臨界ミセル濃度(cmc)値は,電気伝導率,定常状態蛍光と電位差測定によって決定した。水溶液中のcmc以上両親媒性物質研究により形成された凝集体のサイズを動的光散乱により検討した。ジェミニ界面活性剤は同等の単一鎖界面活性剤のそれらよりも有意に低いcmc値を示した。凝集体を形成する硬質のスペーサをもつ三量体界面活性剤の傾向は,対応する二量体界面活性剤のそれより高かった。単量体イオン性界面活性剤のための起こるので,ジェミニ界面活性剤のcmcは疎水性鎖の伸長とともに減少した。しかし,cmcに及ぼすアルキル鎖の延長の影響をスペーサの構造に依存した。剛性疎水性スペーサを有するC12ジェミニ界面活性剤は柔軟な疎水性スペーサを含むものよりも高いcmcを示した。C18アルキル鎖を持つジェミニ界面活性剤では,この効果はより顕著であり,一桁以上のcmc値の違いをもたらした。フレキシブルまたは剛直鎖,スペーサの構造は長鎖ジェミニ界面活性剤の自己組織化に重要なパラメータであることが分かった。球状ミセルはC12ジェミニ界面活性剤のcmc以上で自発的に形成したが,自己凝集が発生した時に三量体とC18ジェミニ界面活性剤はベシクル様凝集体を形成するように見えた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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