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J-GLOBAL ID：201802249450451886   整理番号：18A0426705

アラスカ中央部上の微細エアロゾル中のジカルボン酸,オキソカルボン酸とα-ジカルボニル:発生源と大気過程への意義【Powered by NICT】

Dicarboxylic acids, oxocarboxylic acids and α-dicarbonyls in fine aerosols over central Alaska: Implications for sources and atmospheric processes

著者 (7件)： Deshmukh Dhananjay K. (Chubu Institute for Advanced Studies, Chubu University, Kasugai 487-8501, Japan) ,  Deshmukh Dhananjay K. (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Sapporo 060-0819, Japan) ,  Mozammel Haque Md. (Chubu Institute for Advanced Studies, Chubu University, Kasugai 487-8501, Japan) ,  Mozammel Haque Md. (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Sapporo 060-0819, Japan) ,  Kawamura Kimitaka (Chubu Institute for Advanced Studies, Chubu University, Kasugai 487-8501, Japan) ,  Kawamura Kimitaka (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Sapporo 060-0819, Japan) ,  Kim Yongwon (International Arctic Research Center, University of Alaska Fairbanks, Fairbanks, AK 99775, USA)
資料名： Atmospheric Research  (Atmospheric Research)
巻： 202  ページ： 128-139  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0540A  ISSN： 0169-8095  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気エアロゾル中の水溶性ジカルボン酸の存在は直接エアロゾル効果と雲形成プロセスにより,地域的放射強制力に大きな影響を与える。2009年夏の中央アラスカ(フェアバンクス:64.51°N,147.51°W)で収集した微細エアロゾル(PM_2)試料は水溶性ジカルボン酸(C_2 C_12),オキソ酸(C_2 C_9)とα-ジカルボニル(C_2 C_3)と元素状炭素(EC),有機炭素(OC),水溶性OC(WSOC)の測定されたそれらの発生源と形成過程を評価した。シュウ酸(C_2)とそれに続くアラスカのエーロゾル中のマロン(C_3)及びコハク酸(C_4)の優位性を見出した。化石燃料燃焼(平均0.35)およびバイオマス燃焼(0.51 0.66)から放出された新鮮なエーロゾルに対して報告されたものよりもアラスカのエーロゾルにおける高次C_3/C_4二酸比(平均1.2)はアラスカ中央部における有機エアロゾルは光化学的に処理したことを示唆した。主な二塩基酸と2 メチルグリセリン酸(r=0.59 0.98)よりレボグルコサン(r=0.80 0.99)関連化合物の比較的高い相関は,バイオマス燃焼排出から生成したことを示唆した。直鎖飽和ジカルボン酸(C_3 C_9の0.80 0.98),グリオキシル酸(ωC_2:R=0.95)とメチルグリオキサール(MeGly: r=0.88),C_2C_2 C_12に二酸(r=0.83),ωC_2(r=0.80)およびMeGly(r=0.82)の比と太陽放射の強い相関と共にとC_2の強い相関はPM_2 5エーロゾル中のシュウ酸はアラスカ中央部の大気中の高い相同二酸,グリオキシル酸とメチルグリオキサールの光酸化により生成したことを示唆した。これらの結果は,バイオマス燃焼から主として産生される有機前駆体の光化学処理はアラスカ中央部での微小エーロゾルの水溶性有機化学組成を制御することを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 化学組成 ,  光化学 ,  有機炭素 ,  *ジカルボン酸 ,  *アラスカ州 ,  光酸化 ,  *エアロゾル ,  水溶性 ,  夏 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 有機エアロゾル ,  バイオマス燃焼 ,  大気エアロゾル ,  *発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： PM_2 5エーロゾル ,  水溶性有機化合物 ,  バイオマス燃焼 ,  生体源 ,  一次源 ,  二次源

分類 (2件)： 放射,大気光学  (DC05080C) ,  雲と降水の微物理  (DC05110M)

物質索引 (2件)： メチルグリオキサール ,  シュウ酸

タイトルに関連する用語 (8件)： アラスカ ,  中央部 ,  微細 ,  エアロゾル ,  ジカルボン酸 ,  カルボン酸 ,  発生源 ,  大気過程