文献
J-GLOBAL ID:201802249523166645   整理番号:18A0174881

近赤外分光法を用いた実際の運転中の運転者の脳ネットワークの効果的な接続性分析

Effective Connectivity Analysis of the Brain Network in Drivers during Actual Driving Using Near-Infrared Spectroscopy
著者 (8件):
資料名:
巻: 2017  号: Oct  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
車両の運転は,高度な脳機能を必要とする複雑な活動である。本研究は,安静時,単純運転時,および他の車を追随するときの脳ネットワークにおける前頭前皮質(PFC),運動関連領域(MA)および視覚関連領域(VA)間の有効連結性(EC)の変化を評価することを目的とした。12人の若い男性右利き成人を,運転実験に参加してもらうために募集した。脳デルタ[HbO2]信号を,機能的近赤外分光法(fNIRS)装置を用いて連続的に記録した。異なる脳領域間の因果関係を探索することができるデータ駆動方法の,条件付きGranger因果関係(GC)分析を実施して,ECを評価した。その結果,認知作業負荷の増加に伴って脳の血行力学的活動レベルが増加することが示された。PFC,MA,VA間の接続強度は休止状態から単純駆動状態に向けて増加したが,他の車に追随するときには接続強度が相対的に低下した。ECのPFCは因果関係のターゲットとして現れ,MAとVAは因果関係の源として現れた。しかし,l-MAは,車追従のサブタスクで因果関係のターゲットに変わった。これらの知見は,大脳皮質の血行力学的活動レベルが認知負荷の増加に伴って直線的に増加することを示している。脳ネットワークのECは,認知的作業負荷によって強化することができるが,サブタスクを用いた運転のような余分な認知負荷によって弱めることもできた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る