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J-GLOBAL ID：201802249671814263   整理番号：18A0661820

東海地域で観測された時間的重力異常とスロースリップとの関連の可能性

Temporal gravity anomalies observed in the Tokai area and a possible relationship with slow slips

著者 (11件)： TANAKA Yoshiyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Takehito (Aoyama Gakuin Univ., Kanagawa, JPN) ,  IMANISHI Yuichi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OKUBO Shuhei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ZHANG Xinlin (Earthquake Administration China, Wuhan, CHN) ,  ANDO Miwako (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WATANABE Atsushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAKA Mamoru (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KATO Chiaki (Geospatial Information Authority of Japan, Ibaraki, JPN) ,  OOMORI Shuichi (Geospatial Information Authority of Japan, Ibaraki, JPN) ,  HIRAOKA Yoshifumi (Geospatial Information Authority of Japan, Ibaraki, JPN)
資料名： Earth, Planets and Space (Web)  (Earth, Planets and Space (Web))
巻： 70  号： Feb  ページ： 70:25 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月 
JST資料番号： U0519A  ISSN： 1880-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球マントル中の水は,プレート沈み込みと火山活動とに密接に関連している。最近の研究は,深さ約30kmでのマントルウェッジコーナーが高圧水を保持しており,そこでは,多くのゆっくり地震が起きることを明らかにした。このような水のゆっくり地震時の挙動を定量化することは,これらの地震のメカニズムを,(最終的に)地球の内部と表面との間の長期的水循環の一部を理解する助けとなる。しかし,これまでこのような深い水の過渡的流れについて報告されている事実はほとんどない。ここでは,日本の東海地域における最近の二つの長期的スロースリップ事象中の異常,20年間にわたる絶対重力測定により検出された負の質量異常を報告した。筆者らは,断層破砕帯内の局部的変形を仮定した多孔質弾性流体流モデルを提案した。本モデルは,ゆっくり地震について実験室実験と数値シミュレーションによって示唆されたものの間の透過率範囲を持つ重力変化を再現することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 東海地方 ,  *重力異常 ,  *スロー地震 ,  サブダクション ,  マントル ,  水 ,  機構 ,  破砕帯 ,  多孔性 ,  シミュレーション ,  数値計算
準シソーラス用語： スロースリップ ,  マントルウェッジ ,  *高圧水

分類 (1件)： 地震活動  (DC03030L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 東海 ,  地域 ,  観測 ,  重力異常 ,  スロースリップ ,  可能性