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J-GLOBAL ID：201802249680819705   整理番号：18A0226279

非住宅木質建築への取り組み 合理的な木質架構の構築へ向けて

Approach to Non-residential Wooden Construction: Toward a Rational Wooden Building Framework

著者 (2件)： 森田仁彦 (大成建設) ,  梅森浩 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 50  ページ： ROMBUNNO.22  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非住宅建物の木造化・木質化が注目される一方で省力化・省人化の工法開発も重要であり,このための木質ハイブリッド構法を開発している。建物コアの鉄筋コンクリート造を水平抵抗要素とし,周辺の木質構造架構は鉛直荷重支持のみとする合理的な構造システムを選択した。床に用いるCLTとコアとの接合には,十分な剛性と耐力そして靭性(粘り)を持つ接合鋼材を開発中である。耐火要求には難燃LVLによる耐火木材T-WOOD TAIKAを,仕上げ材の木材利用には広葉樹を用いたT-WOOD OAフロアを,木造の弱点である重量床衝撃音対策にはT-Silent Ceilingを採用する。施工では従来とは逆の木質構造先行施工,コア鉄筋コンクリート造後行施工の手順とすることで,施工精度管理の労力を最小限とした接合部を形成する。(著者抄録)

シソーラス用語： *木構造 ,  *骨組構造 ,  建築物 ,  木材 ,  集成材 ,  ハイブリッド複合材料 ,  省力化 ,  *建築工事 ,  耐火構造 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *心材 ,  パネル ,  床材 ,  改良木材 ,  難燃性 ,  仕上材料
準シソーラス用語： CLT【木材】 ,  LVL【木材】

分類 (1件)： 木構造  (RA04020P)

引用文献 (6件)：

• 加藤雅樹ほか:木+鉄骨ハイブリッド部材の火災時構造安全性に関する実験検討,大成建設技術センター報,第50号,2017.
• 伊香賀俊治:木造建築物等の健康・省エネ性等データ収集・分析,平成26・27年度林野庁支援事業成果報告会, 成果報告資料,pp.44-49,2017.2.24
• 髙橋愛枝:施工性高く配置自由表面材と下地材一体化, 日刊建設通信新聞,2016.4.27
• 浜田由記子,田中ひかり,冨髙隆:床衝撃の低減構造 「T-Silent^®シリーズ」の開発,大成建設技術センター報, 第49号,2016.
• LCT ONE: http://www.creebyrhomberg.com/projekte/

タイトルに関連する用語 (5件)： 住宅 ,  木質 ,  建築 ,  架構 ,  構築