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J-GLOBAL ID：201802249693089891   整理番号：18A0012832

脳動脈瘤クリップシザリング現象の機械的評価:チタン合金とコバルト合金の比較

Mechanical evaluation of cerebral aneurysm clip scissoring phenomenon: comparison of titanium alloy and cobalt alloy

著者 (3件)： TSUTSUMI Keiji (Shinshu Univ. School of Medicine, Matsumoto, JPN) ,  HORIUCHI Tetsuyoshi (Shinshu Univ. School of Medicine, Matsumoto, JPN) ,  HONGO Kazuhiro (Shinshu Univ. School of Medicine, Matsumoto, JPN)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Medicine  (Journal of Materials Science. Materials in Medicine)
巻： 28  号： 10  ページ： 159,1-5  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0004A  ISSN： 0957-4530  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳動脈瘤クリップブレード部の手術中の交差は,シザリングとしてよく知られている。シザリングは,動脈瘤頸部損傷のため動脈瘤の破裂を引き起こす可能性がある。チタン合金とコバルト合金のスギタストレートクリップを使用し検討した。両方の材料において,抗シザリングトルクおよび閉鎖力は,1mmよりも厚さが3mm大きい。各回転角度での初期閉鎖力および逆シザリングトルク値は,深さに比例して増加した。チタン合金クリップの締付け力は,コバルト合金クリップの締め付け力よりわずかに高かった。この実験の結果に基づいて,チタン合金クリップは,幅広ブレード分離距離および浅いブレード長さの条件の下で,コバルト合金クリップよりもシザリングが生じやすい傾向がある。

シソーラス用語： *外科用器具 ,  チタン合金 ,  コバルト合金 ,  *現象 ,  脳神経外科
準シソーラス用語： *脳動脈瘤クリップ ,  *シザリング現象

分類 (2件)： 生体工学一般  (EL01000S) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 脳動脈瘤 ,  クリップ ,  シザリング ,  現象 ,  評価 ,  チタン合金 ,  コバルト合金