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J-GLOBAL ID:201802249802332052   整理番号:18A0341327

オメガ-3脂肪酸はNLRP3インフラマソーム活性化を調節し,外傷性脳損傷後の行動障害を予防する【Powered by NICT】

Omega-3 fatty acids regulate NLRP3 inflammasome activation and prevent behavior deficits after traumatic brain injury
著者 (12件):
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巻: 290  ページ: 115-122  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オメガ-3脂肪酸(ω 3 FAs)は炎症を減弱し,外傷性脳損傷(TBI)に応答して神経学的転帰を改善するが,特異的抗炎症機構は解明されていない。ここでは,NLRP3インフラマソームとそれに続く炎症性サイトカインはTBI後のヒト脳における活性化されたことを見出した。ω-3FAを投与したラットは賦形剤よりも有意に少ないTBI誘発カスパーゼ開裂とIL-1β分泌を示した。G蛋白質共役受容体40(GPR40)は,この抗炎症に関与していることが観察された。GPR40阻害剤,GW1100はTBI後のω-3FAの抗炎症効果を排除した。GPR40の下流足場蛋白質,β-アレスチン-2(ARRB2)はω-3FAs治療群におけるNLRP3と直接結合を介して炎症を阻害する活性化された。興味あることに,ω-3FAはNLRP3ミトコンドリア局在,GW1100により逆転を抑制することを観察した。さらに,ω-3FAはTBI後のニューロン死と行動障害を顕著に改善し,一方,GW1100はこの効果を有意に抑制した。まとめるとこれらのデータは,GPR40媒介経路はTBI誘発炎症に及ぼすω-3FAの阻害効果に関与し,ARRB2はNLRP3と相互作用する活性化されることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  免疫反応一般 

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