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J-GLOBAL ID:201802249908261474   整理番号:18A0223200

生産量抑制および減容化を目指した堆肥発酵促進技術の開発(第7報)-高通気量の通気型堆肥舎における塩ビ性通気パイプの堆肥発酵への影響-

著者 (2件):
資料名:
号: 53  ページ: 34-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0259A  ISSN: 0912-3776  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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既報で,小孔を多数開けた塩化ビニール製パイプ(以下,通気パイプ)を無通気型堆肥舎で肥育牛ふんに埋設することにより,堆肥化時の発酵を改善できることを報告した。今回は通気型堆肥舎の高通気量条件下で,同様に肥育牛ふんの発酵を改善できるかどうか検討した。パイプ区と対照区は別日程でそれぞれ4週間堆肥化試験を行い,開始から1日間は堆肥1m3当たり0.2m3/分で連続通気,2~8日間は同通気量で日中のみの制限通気を行い,9~14日間は通気を停止した。切り返し後の15~28日間も同様の手順で通気を行った。堆肥表層部では,対照区は通気から1日で温度上昇はピークに達したが,その後温度は低下し,通気を停止すると緩やかに上昇した。パイプ区では,通気中の温度は対照区よりも低くなり,通気を停止すると緩やかに上昇して対照区よりも高い温度を示した。堆肥深部では,両区とも堆肥表層部より低い温度を示したが,温度推移は同様の傾向を示した。堆肥水分は,パイプ区の方が減少が大きかった。易分解性有機物は対照区の分解率が大きく,難分解性有機物はパイプ区の分解率が大きくなった。パイプ区では,堆肥内部から通気パイプに通気が短絡して高湿度でアンモニアを含む排気が漏出した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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肥料の調製,保存 
引用文献 (7件):
  • 坂井 ら : 佐賀畜試成績書、 52、 75-81、 (2016)
  • 中央畜産会 : 堆肥化施設設計マニュアル、 2-16、 (2004)
  • (財) 日本土壌協会 : 堆肥等有機物分析法、 29-72、 (2010)
  • 土壌養分測定法委員会編 : 土壌養分分析法、 197-200、 (1981)
  • 高橋 ら : 群馬畜試研報、 6、 90-99、 (1999)
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