抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)患者における甲状腺機能(甲状腺機能)の状態を調査する。【方法】2005年11月から2013年12月まで,広西医科大学第9付属病院に入院したDKA患者93例を,性別,年齢(≦30歳群,30~60歳群,≧60歳群),糖尿病群(1型糖尿病,2型糖尿病)に分けた。各群の血清FT3、FT4、甲状腺刺激ホルモン(TSH)レベルを測定し、比較を行った。【結果】正常な甲状腺機能不全症候群(ESS)の発生率は79.6%(74/93)であり,甲状腺機能亢進症の発生率は7.5%(7/93)であった。亜臨床甲状腺機能亢進症の発生率は2.2%(2/93)で、甲状腺機能低下症の発生率は1.1%(1/93)であった。男性患者におけるFT3レベルは女性患者より低く(t=-2.046,P=0.044),FT4とTSHの間に有意差はなかった(P>0.05)。1型糖尿病群のFT4レベルは2型糖尿病群より低く(t-2.352,P=0.021),TSHは2型糖尿病群より高かった(t=2.454,P=0.016)。1型糖尿病群における低T3/T4症候群の比率は,2型糖尿病群におけるそれより高かった(x2=4.443,P=0.035)(P>0.05)。 FT3群において有意差は認められなかった(P>0.05)。低いT3症候群の比率は,年齢の増加とともに増加した(x2=7.081,P=0.029)。低T3/T4症候群の比率は,酸中毒の重症度の増加に伴って増加した(x2=6.759,P=0.034)。結論:DKA患者における甲状腺機能異常の発生率は比較的高く、甲状腺機能異常の表現形式は多様で、ESSは最もよく見られる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】