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J-GLOBAL ID:201802249959307089   整理番号:18A0514748

拡張型心筋症の小児患者における肥満パラドックス【Powered by NICT】

No Obesity Paradox in Pediatric Patients With Dilated Cardiomyopathy
著者 (20件):
資料名:
巻:号:ページ: 222-230  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3131A  ISSN: 2213-1779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小児拡張型心筋症(DCM)における栄養の役割を検討することを目的とした。DCMを有する成人では,栄養不良は死亡率と関連しているが,肥満は生存と関連している。国立心臓・肺・血液(EPRI)の資金援助による小児心筋症登録は,DCM患者を同定するために使用され,身体測定値:栄養不良(MN)(ボディマスインデックス[BMI]<年齢≧2歳または体重<<2年間で5%),年齢2歳以上の肥満(BMI>95%または体重5%>95%<2歳),または正常体重(NB)により分類した。DCMの904名の患者のうち,23.7%(n=214)MN,13.3%(n=120)であった肥満で,63.1%(n=570)はNBであった。肥満患者はより高齢であった(NBの9.0vs.5.7歳,p<0.001)とDCM(NB36.1%vs.23.5%;P=0.023)の家族歴を有する可能性が高かった。MN患者はより若く(NBの2.7歳対5.7歳,p<0.001)とNBと比較して,心不全(NB79.9%vs.69.7%;P=0.012),心臓次元zスコア>2,および高い心室質量を有する可能性が高かった。多変量解析では,MNが増加する死亡リスク(ハザード比[HR]:2.06;95%信頼区間[CI]:1.66~3.65;p<0.001)と関連していたが,肥満はそうではなかった(HR:1.49;95%CI:0.72~3.08)。競合結果解析は,NB(p=0.03)が,移植率に差はなかっ(p=0.159)と比較してMNの死亡率のリスク増加を示した。栄養失調は,NBのそれと比較して死亡率増加し,他の好ましくない心エコーおよび臨床転帰と関連している。生存に対する肥満の同じ効果は観察されなかった。小児DCMの転帰に対する異常な身体測定値の長期的影響を調べる更なる研究が必要である。(小児心筋症レジストリ;NCT00005391)Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の疾患 
タイトルに関連する用語 (3件):
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