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J-GLOBAL ID：201802249981796116   整理番号：18A1293185

インドの都市水環境から分離した大腸菌のBla_TEM-1,BLA_CTX-M-15,BLA_CMY-42の遺伝的環境と大腸菌のインテグロンの特性化【JST・京大機械翻訳】

Genetic Environment of bla_TEM-1, bla_CTX-M-15, bla_CMY-42 and Characterization of Integrons of Escherichia coli Isolated From an Indian Urban Aquatic Environment

著者 (3件)： Singh Nambram S. ,  Singhal Neelja ,  Virdi Jugsharan S.
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 9  ページ： 382  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生環境に生息する大腸菌におけるESBLsとAmpC-β-ラクタマーゼを発現する抗生物質耐性遺伝子(ARGs)の存在は重大な健康問題である。この状況は,ARGsが移動性遺伝要素-プラスミド,インテグロン,挿入配列(IS)およびトランスポゾンの助けを借りて細菌種間で容易に移動できるという事実によってさらに複雑化される。したがって,これらの遺伝子の疫学に関する有用な情報を提供するので,ARGsに関連する遺伝的環境と移動性遺伝要素の分析は重要である。著者らの以前の研究において,Delhi(インド)の国立首都圏を横断する河川Yamunaに生息する大腸菌株に存在する種々のβ-ラクタム耐性遺伝子の存在を報告した。本研究では,それらの大腸菌株の3つのARGs bla_TEM-1,bla_CTX-M-15,およびbla_CMY-42の遺伝的環境を分析した。クラス1インテグロンとそれらの遺伝子カセットの構造も分析した。挿入配列IS26はbla_TEM-1の上流に存在し,ISEcp1はbla_CTXM-15遺伝子の上流に存在し,orf477はbla_CTXM-15の下流に存在した。また,ISEcp1はbla_CMY-42の上流に存在し,BLCとsugE遺伝子はこの遺伝子の下流領域に存在した。したがって,これらの遺伝子を囲む全体的な遺伝的環境は,世界的に分離された大腸菌株から報告されたものと類似していた。接合分析,トランス接合体のプラスミドDNAの分離および分析は,bla_TEM-1,bla_CTX-M-15,bla_CMY-42およびクラス1インテグロンがプラスミド媒介であり,おそらく水平遺伝子移動(HGT)を通して属間を伝達することを示した。これは,水生環境における抗菌耐性遺伝子の普及をもたらす可能性がある。本論文で具体化された研究は,インドから分離された水生大腸菌におけるblaとインテグロンの遺伝的環境を最初に記述するものである。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *大腸菌 ,  *キャラクタリゼーション ,  β-ラクタマーゼ ,  河川 ,  疫学 ,  *インド ,  挿入配列 ,  *遺伝 ,  遺伝子 ,  トランスポゾン ,  プラスミド
準シソーラス用語： 耐性遺伝子 ,  β-ラクタム ,  抗生物質耐性遺伝子 ,  *インテグロン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 大腸菌 ,  BLA_CTX-M-15 ,  BLA_CMY-42 ,  IS26 ,  ISECP1 ,  インテグロン ,  遺伝環境 ,  水平遺伝子導入

分類 (5件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  鶏  (FD03020F) ,  微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C) ,  細菌による動物の伝染病  (FE02023A) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (9件)： インド ,  都市 ,  水環境 ,  大腸菌 ,  M-15 ,  遺伝 ,  環境 ,  インテグロン ,  特性化