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J-GLOBAL ID:201802250020033880   整理番号:18A0404315

ラットホルマリン試験における非ステロイド性消炎剤に対する抗侵害受容耐性はオピオイド機構によって仲介される【Powered by NICT】

Antinociceptive tolerance to NSAIDs in the rat formalin test is mediated by the opioid mechanism
著者 (4件):
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巻: 69  号:ページ: 168-175  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過去10年間,耐性はラットを用いた急性疼痛モデルで一般的に使用される非ステロイド系消炎薬(NSAIDs)の反復全身投与の抗侵害受容効果へと進展することを示した。これはオピオイド誘発鎮痛と観察された耐性と類似していた。本研究では,慢性炎症性とう痛モデル,ホルマリン試験における非ステロイド系消炎薬ジクロフェナク,ケトロラックとxefocamの鎮痛作用に対する耐性の開発を検討した。足底内ホルマリンを投与された雄性Wistarラットに熱足引っ込め(Hargreaves)試験と機械的足禁断症状(von Frey)試験における非ステロイド系消炎薬の腹腔内投与後の抗侵害作用を試験した。post-hoc Tukey-Kramer多重比較検定と反復測定分散分析は,統計的評価のために使用した。各NSAIDでの治療は,有意に1日目に熱足逃避潜時と機械的足禁断症状閾値を上昇させ,続いて4日間,すなわち,耐性開発上の鎮痛効果における進行性に減少した。ホルマリンの毎日の足底内注射により,xefocamは有意な減少を示した(耐性)が,ジクロフェナクとケトロラックの抗侵害受容作用に対する傾向が認められた。ラットのNSAID耐性群は各NSAID投与,非耐性ラットでは観察されなかっ効果第I相ホルマリン中の強い痛覚過敏を示したことは注目すべきである。ナロキソンによる前処置は,両行動試験でこれら三種のNSAIDの鎮痛効果を完全に防止した。本所見は炎症性とう痛モデルにおける非ステロイド系消炎薬の抗侵害受容作用に対する耐性の発達は下行性疼痛抑制系を含むおそらく内因性オピオイド系を介して仲介されるという考えを支持する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消炎薬の基礎研究 

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