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J-GLOBAL ID:201802250032419790   整理番号:18A0523087

高密度リポ蛋白質のプラスマローゲンレベルとコレステロール流出能の関連:慢性腎疾患患者における横断的研究【Powered by NICT】

Association of cholesterol efflux capacity with plasmalogen levels of high-density lipoprotein: A cross-sectional study in chronic kidney disease patients
著者 (7件):
資料名:
巻: 270  ページ: 102-109  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在の研究は,低コレステロール排出能を有する機能不全高密度リポ蛋白質(HDL)はアテローム性動脈硬化症を加速し,特に慢性腎疾患(CKD)における可能性があることを示唆した。以前にプラスマローゲンの血清レベルはHDL濃度と密接に相関し,アテローム性動脈硬化症の新規バイオマーカーとして機能する可能性があることを報告した。本研究では,CKD患者では,プラスマローゲンを含む臨床的および生化学的パラメータへのHDLのコレステロール流出能の関係を分析した。24軽度から中等度のCKD患者(CKD 3 4)と血液透析近い33末期腎疾患(ESRD)患者(CKD 5)を登録し,HDLの生理的アテローム性動脈硬化症スコア,コレステロール流出能力,及びプラスマローゲンレベルを評価した。さらに,HDLのコレステロール流出能に及ぼすプラスマローゲンの影響は付加的なりん脂質とCKD-5患者(ESRD HDL)から調製した再構成H DL(rHDL)とHDLのin vitroの研究によって検討した。は二群間で多くのパラメータに有意差があった。特に,HDLのプラスマローゲンレベルとコレステロール排出能は有意にCKD-3 4群(35.1%,p<0.001,36.8%,p<0.001)に比べてCKD-5群で減少した。多変量線形回帰解析はHDLのエタノールアミンプラスマローゲンレベルを独立してコレステロール流出能(p=0.045)およびプラークスコア(p=0.035)と関連していたことを明らかにした。in vitro研究もさらなるプラスマローゲンはH DLのコレステロール排出能を増強することを示した。HDLにおける高プラスマローゲン濃度はコレステロール流出の促進と相関する可能性があるとそれらのレベル低下は進行慢性腎臓病(CKD)患者におけるアテローム性動脈硬化症を促進する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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循環系の疾患 
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