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J-GLOBAL ID:201802250035490868   整理番号:18A2206992

異なる固体質量比を持つ二成分固液流動層の膨張挙動

Expansion behaviour of a binary solid-liquid fluidised bed with different solid mass ratio
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号: 12  ページ: 3111-3129  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: W0255A  ISSN: 0921-8831  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,二成分固体液体流動層(SLFB)システムの層膨張挙動に及ぼす粒子質量組成の影響を報告した。0.17から6.0まで変化する異なる粒子質量比で,流動媒体として水および直径3,5,8mmの等密度(2230kgm-3)球状ガラスビーズ粒子を含む実験を行った。膨張層では,異なる粒子径の組合せに依存して,偏析ゾーンと混合ゾーンの両方が観察された。完全に偏析したSLFBにおいて,底部の単一サイズ層は負の偏差~23%を示したが,対応する純粋な単一サイズ系と比較すると,トップの単一サイズ層において正の偏差~25%が見いだされた。より高い直径比の場合には,完全に偏析したSLFBにおいてさえ,約2つの粒子直径厚みにわたる小さい混合ゾーンが存在することが観察された。液体空塔速度が増加するにつれて,混合ゾーンの高さのわずかな減少が認められた。直径比がより小さい場合,比較的大きな混合ゾーン高さが観察され,これは液体空塔速度の増加と共に増加した。層膨張比は固体質量比の増加と共に減少が見られたが,妥当なべき乗則傾向に従って流動化速度比の増加と共に増加した。二成分混合物の膨張層高さは,その対応する単一成分層高さと完全には相加的ではなく,正と負の両方の偏差が観察された。最後に,粒状流の速度論的理論(KTGF)を組込んだ二次元(2D)Euler-Euler(E-E)モデルを用いて,二成分系流体力学を定量化した。モデル予測膨張層高さは実験的測定と±6%の偏差以内で一致した。混合ゾーンの存在もCFDモデルにより確認され,シミュレートされた粒子相体積分率分布は実験的可視化と定性的に一致した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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