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J-GLOBAL ID:201802250141641780   整理番号:18A1226899

国産紅茶生産者群の経営的・技術的性格-沖縄県を事例に-

Management and Technological Adoption of Black Tea Producers Emerging in Japan: Case Study in Okinawa
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 192-208(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0152A  ISSN: 1880-8107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2000年代以降,国産紅茶の生産が拡大している.本稿は紅茶の栽培好適地とされる沖縄を例に,その生産者群の経営的・技術的性格を明らかにした.生産者群は,緑茶生産本位の生産者と「プレミアム紅茶」を追求する生産者に大別された.前者の生産と販売が,緑茶生産におけるそれらの延長上にあったのに対し,後者は,紅茶に即した生産・販売体制を構築する.すなわち,生産においては労働手段を高度化せずに,生産者が技能性を発揮してこれを補う.販売では,商品のもつスタイルを明確化できる販路を新たに構築する.これらのため,前者には生産組織化の可能性があるが,後者はその契機に乏しい.国産紅茶の廉価品市場が成立していない日本においては,前者と後者の間は段階的関係としてとらえられるであろう.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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し好料作物  ,  アルカロイドし好飲料  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (14件):
  • 赤須治郎 2011.和紅茶.http://wakocha.cafe.coocan.jp(最終閲覧日:2017年1月24日)
  • 新井祥穂 2015.茶不況期における熊本県の茶生産構造.不知火海・球磨川流域圏学会誌9(1):37-46.
  • 新井祥穂 2016.狭山茶産地における現局面の技術構成と生産組織の展開.人文地理68:211-227.
  • 上野健二 1961.『紅茶産業の動向と沖縄紅茶の展望』琉石産業研究所.
  • 小川後楽監修,寺本益英編 2003.『日本茶業史資料集成 第19冊 紅茶百年史』文生書院.
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タイトルに関連する用語 (5件):
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