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J-GLOBAL ID：201802250277106352   整理番号：18A0758321

2016年M_W 6.2鳥取県における散逸性プレート内断層運動【JST・京大機械翻訳】

Dissipative Intraplate Faulting During the 2016 M_w 6.2 Tottori, Japan Earthquake

著者 (4件)： Ross Zachary E. (Seismological Laboratory, California Institute of Technology, Pasadena, CA, USA) ,  Kanamori Hiroo (Seismological Laboratory, California Institute of Technology, Pasadena, CA, USA) ,  Hauksson Egill (Seismological Laboratory, California Institute of Technology, Pasadena, CA, USA) ,  Aso Naofumi (Department of Earth and Planetary Science, University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 123  号： 2  ページ： 1631-1642  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2016M_w6.2鳥取地震は2016年10月21日に発生し,数千の余震を発生した。ここでは,破壊過程とエネルギー収支をより良く理解するために,本震の震源特性と共に高分解能再配置地震活動を解析した。著者らは,著しい分岐とセグメンテーションを示す鋭い部分平行線のネットワークを描写する,以前に未同定の余震を検出し,正確に位置決めするために,マッチドフィルタアルゴリズムを用いた。深さ8km以下の地震活動は本震に平行な高度に局所化された断層構造を形成する。主な破断面近くの浅い地震活動は,より多くの拡散クラスタと線状を形成し,それはしばしば本震に対する高い角度(地図の視点)にある。経験的Green関数法を用いて,主衝撃に対する見掛けのソース時間関数を導出した。これは,長さ2~4sの大振幅パルスを示した。著者らは,スリップ分布のために明らかな供給源時間関数を逆転して,平均スリップ3.2mによって16km2パッチを観察した。地震モーメントの93%は深さ8km以下で,地震活動が非常に局所化される深さに近い。これらの観測は,本震破砕域が地震発生帯の下半分に完全にあることを示唆する。放射地震エネルギーは5.7×10~13Jと推定され,静的応力降下は18~27MPaと推定された。これらの値は5~7%の放射効率をもたらし,鳥取本震が極端に散逸的であることを示した。エネルギー放射におけるこの非効率性は,未熟なプレート内環境の生成物であり,基礎となる幾何学的複雑さであると結論した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *プレート ,  地震エネルギー ,  地震 ,  余震 ,  *断層運動 ,  本震 ,  ネットワーク ,  地震活動 ,  地震帯 ,  浅発地震 ,  クラスタ ,  地震モーメント
準シソーラス用語： 滑り分布 ,  局在化 ,  破壊過程 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 震源特性 ,  断層帯構造 ,  エネルギー収支 ,  プレート内断層運動 ,  鳥取県 ,  地震活動

分類 (2件)： 地震活動  (DC03030L) ,  地震の物理的性質  (DC03050H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鳥取県 ,  散逸 ,  断層運動