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J-GLOBAL ID:201802250316654131   整理番号:18A1844494

缶詰食品およびレトルト食品のレトルト殺菌におけるjc値-冷却曲線とCDTの補正係数によらない算出-

Determination of jc Values for Heat Processing of Foods in Cans or Retort Pouches without Using Cooling Curves and Come-Down Time Correction Factors
著者 (1件):
資料名:
巻: 97  号: 10  ページ: 935-945  発行年: 2018年10月01日 
JST資料番号: F0380A  ISSN: 0410-9716  CODEN: KJIHBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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食品の中心温度を用いることにより,加熱殺菌プロセスを行う缶またはレトルトの食品に対するjc値を決定するための理論式を導き,有限円筒または無限平板における熱伝導の解析式から推定した。解析式から中心温度を実際に計算するために必要な熱伝導率α,熱伝達パラメータh/κ(加熱または冷却媒体と食品表面/熱伝導率の間の総括熱伝導率)を,以前に提案した手順によりfh,jhおよびfc値などの実験定数から決定した。理論式の導出において,熱伝導率αはプロセス全体にわたって一定であると仮定した。理論式は,上記の仮定がなされたときに,冷却曲線とカムダウンタイムの補正係数を使用することなく,jc値を決定できることを示唆した。理論式から,実際にjc値を計算するための新しい手順を開発した。CUT=CDT=0のとき,中心温度に基づく冷却曲線を用いて得られたそれらと開発された手順によって計算されたjc値を比較することによって,jc値が開発された手順によって正確に計算できることがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食品の加熱  ,  食品包装  ,  熱力学 
引用文献 (20件):
  • Ball, C.O. and Olson, F.C.W. : Sterilization in Food Technology, McGraw-Hill Book Company, Inc., New York, p.335-356(1957).
  • 野中順三九,三善清旭:缶詰殺菌の理論と実際,恒星社厚生閣,p.14-26(1963)
  • Holdworth, D. and Simpson, R. : Thermal Processing of Packaged Foods, 2nd ed., Springel Co., New York, p.152-158(2007)
  • Hayakawa, K. : Food Technol. 24, 1407(1970)
  • 松田典彦,藤原 忠:容器詰食品の加熱殺菌(理論および応用),日本缶詰協会,p.54-71(1998)
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