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J-GLOBAL ID：201802250330961719   整理番号：18A0540079

養豚排水を取り巻く情勢

著者 (2件)： 羽賀清典 (畜産環境整備機構) ,  羽賀清典 (麻布大 獣医)
資料名： 月刊養豚界  (養豚界)
巻： 53  号： 3  ページ： 20-24  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： L0749A  ISSN： 0915-9622  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・養豚における糞処理としては堆肥化処理や豚舎でのおが屑などの敷料を利用した発酵床方式。
・養豚は汚水量が多い,ブタは尿の量の多い家畜で,70kgのブタは1日に2.1kgの糞,3.8lの尿を排泄,また,豚舎の洗浄水などで,汚水量は1頭当たり1日15l。
・養豚排水の使い道として液肥利用の手段があるが,臭気の問題や広大な散布に十分な農地が必要,したがって,養豚排水の活性汚泥処理しての処理水の放出が主流。
・活性汚泥による浄化処理施設の建設費は,出荷豚1頭当たり6209円で,1頭の母豚が20頭の出荷豚を生じるとして,母豚1頭当たり12万円,養豚場を新設するには設備投資が母豚1頭当たり100万円とされているので,浄化処理施設はその12%。
・養豚排水中の有害物質としては硝酸性窒素等(アンモニア性窒素×0.4+亜硝酸性窒素+硝酸性窒素)を含有。
・畜産における硝酸性窒素等の排水基準は現在600mg/lだが,年々厳しくなる方向で将来100mg/lが目標。
・硝酸性窒素等の窒素除去技術につき列挙。

シソーラス用語： 廃水 ,  *家畜糞尿処理 ,  堆肥化 ,  おが屑 ,  敷料 ,  排出量 ,  ブタ ,  豚舎 ,  洗浄水 ,  液体肥料 ,  臭気 ,  活性汚泥法 ,  廃水処理水 ,  下水処理施設 ,  建設費 ,  有害物質 ,  硝酸態窒素 ,  アンモニア態窒素 ,  排出基準 ,  脱窒素 ,  養豚
準シソーラス用語： 亜硝酸態窒素 ,  窒素除去 ,  豚舎排水 ,  尿量 ,  排水基準 ,  排水処理施設 ,  *養豚排水

分類 (2件)： 豚  (FD02040U) ,  農業廃棄物の廃水処理  (FB07020B)

タイトルに関連する用語 (1件)： 養豚排水