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J-GLOBAL ID：201802250332265987   整理番号：18A1588304

量子化学レプリカ交換アンブレラサンプリング分子動力学シミュレーションは鉄とフタロニトリルからの鉄フタロシアニンの生成機構を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Quantum chemical replica-exchange umbrella sampling molecular dynamics simulations reveal the formation mechanism of iron phthalocyanine from iron and phthalonitrile

著者 (4件)： Ito Shingo (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Nagoya University, Nagoya 464-8602, Japan) ,  Wang Ying (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Nagoya University, Nagoya 464-8602, Japan) ,  Okamoto Yuko (Department of Physics, Graduate School of Science, Nagoya University, Nagoya 464-8602, Japan) ,  Irle Stephan (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Nagoya University, Nagoya 464-8602, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 149  号： 7  ページ： 072332-072332-10  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フタロシアニン(Pc)とその金属錯体(MPcs)は20世紀初頭に発見以来工業的に使用されてきた。フタロニトリル(PN)法は良く知られた合成法であり,PcまたはMPcは,PNと金属粉末の混合物を280°C以上で加熱することにより,中程度の収率で得られる。しかしながら,フタロシアニンの形成機構とこの明らかに単純な反応の中間段階はまだ完全に理解されていない。この機構を計算的に研究するために,4個のPN分子と1個の鉄原子から出発して,レプリカ交換アンブレラサンプリング(Reus)法を適用して,密度汎関数法に基づく量子化学分子動力学(MD)シミュレーションを行った。DFTB-REUS-MDシミュレーションによりFePcが成功裏に得られ,FePcと非常に類似した準安定構造が得られたが,反応性ニトレン単位との反応物の不完全な変換を説明することができた。MDトラジェクトリーの解析はPN法に対する三段階FePc形成機構を明らかにした。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *シミュレーション ,  計算 ,  *鉄 ,  安定構造 ,  トラジェクトリー ,  *分子動力学 ,  金属錯体 ,  密度汎関数法 ,  ニトレン ,  *分子動力学シミュレーション ,  *アンブレラサンプリング ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族ニトリル
準シソーラス用語： 形成機構 ,  *レプリカ交換 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (2件)： フタロシアニン ,  フタロニトリル

タイトルに関連する用語 (7件)： 量子化学 ,  レプリカ交換 ,  アンブレラサンプリング ,  分子動力学シミュレーション ,  鉄 ,  フタロニトリル ,  鉄フタロシアニン