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J-GLOBAL ID：201802250348778617   整理番号：18A1195236

上部熱帯対流圏界面層における対流圏と成層圏の空気質量の混合率の長期変動【JST・京大機械翻訳】

Long-Term Variation in the Mixing Fraction of Tropospheric and Stratospheric Air Masses in the Upper Tropical Tropopause Layer

著者 (1件)： Inai Yoichi (Center for Atmospheric and Oceanic Studies, Graduate School of Science, Tohoku University, Sendai, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 123  号： 10  ページ： 4890-4909  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成層圏に入っている大気の平均通過時間(AoA)の観測記録は,成層圏に入っているので,成層圏下部成層圏から熱帯圏界面層(TTL)への混合における変化を反映しなければならない。上部TTLにおける対流圏と成層圏気団の混合割合に焦点を合わせて,成層圏内で起こる大気質量に先立って発生する混合過程の影響を調べた。軌道解析を用いて,1980~2016年の間の混合割合を評価し,上部TTLにおけるAoAと水蒸気混合比を再構成した。再構成水蒸気の年年変動は熱帯の観測と良く一致した。さらに,再構築されたAoAは1980年と1999年の間に正の傾向を持つ長期的な変動を示す。中緯度成層圏において観測されたAoAと再構成されたAoAを比較するために,輸送時間スペクトルを1989~2016年に対して推定し,中緯度成層圏におけるAoAを上部TTLにおけるAoAとスペクトルの統合により推定した。結果として,明示的に計算された輸送時間は以前の研究と比較して明確な過小評価を示すが,成層圏における輸送時間は3.1~4.2年,成層圏に入る前は0.2~0.7年,対流圏から上部TTLへは0.1年,成層圏におけるサブグリッドスケール混合は0.0~1.6年であることが示唆された。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 中緯度 ,  混合比 ,  *対流圏 ,  スペクトル ,  室内空気質 ,  *熱帯 ,  気団 ,  *成層圏 ,  年年変動 ,  再構成
準シソーラス用語： 過小評価 ,  大気質 ,  下部成層圏 ,  *長期変動 ,  熱帯対流圏界面 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 成層圏 ,  熱帯対流圏界面層 ,  軌道解析 ,  空気の時代 ,  Brewer-Dobson循環 ,  成層圏水蒸気

分類 (2件)： 成層圏・中間圏  (DC04040D) ,  大気の構造・組成  (DC05040K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱帯対流圏界面層 ,  対流圏 ,  成層圏 ,  空気質 ,  長期変動