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J-GLOBAL ID：201802250455610808   整理番号：18A0385073

二体衝突近似に基づく三次元計算機シミュレーションによるKCl(001)表面での軸性チャネリングのもとでのレインボー散乱のための原子間ポテンシャルの評価【Powered by NICT】

Evaluation of interatomic potentials for rainbow scattering under axial channeling at KCl(001) surface by three-dimensional computer simulations based on binary collision approximation

著者 (1件)： Takeuchi Wataru (Graduate School of Informatics, Okayama University of Science, 1-1 Ridai-cho, Kita-ku, Okayama 700-0005, Japan)
資料名： Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms  (Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms)
巻： 398  ページ： 27-34  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0899A  ISSN： 0168-583X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸表面チャネリング条件下で小角,レインボー散乱(RS)に起因する,散乱入射体の角度分布における顕著なピークに対応する虹角は入射粒子とターゲット原子との原子間ポテンシャルに強く影響される。,1~60keVの投射物体エネルギーでのKCl(001)表面での<100>と<110>軸チャネリング条件下でのHe,N,NeおよびAr原子のRSのSpechtらによって実験的に得られた,ターゲット表面に入射粒子エネルギーの正常エネルギーに虹角の依存性を原子間対ポテンシャルと二体衝突近似に基づくACOCTコードを用いた三次元計算機シミュレーションにより評価した。ZBL対ポテンシャルを用いたACOCT結果とH artree-Fock(HF)波動関数と実験結果から計算した個々の対ポテンシャルの間の良好な一致は,<100>方向に沿って原子列からのHe,N,Ne原子のRSで見られた。<110>方向に対して,OB対ポテンシャルを用いたAr→KClを除いてO’Connor Biersack(OB)式,ZBL対ポテンシャルと個々のHF対ポテンシャルの調整可能なスクリーニング長を持つMoliere対ポテンシャルを採用したACOCT結果は実験結果と良好に一致した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相互作用 ,  角分布 ,  投射物体 ,  散乱 ,  *レインボー散乱 ,  波動関数 ,  スクリーニング ,  *三次元 ,  *チャネリング ,  *二体衝突近似 ,  アルゴン ,  *原子間ポテンシャル ,  *計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 対ポテンシャル ,  虹 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： イオン-固体相互作用 ,  原子間ポテンシャル ,  チャンネリング ,  レインボー散乱 ,  三次元計算機シミュレーション

分類 (3件)： イオンとの相互作用  (BK16070Z) ,  分子(原子)ビームとの相互作用  (BK16080K) ,  チャネリング,ブロッキング,粒子のエネルギー損失  (BK16100J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二体衝突近似 ,  計算機シミュレーション ,  チャネリング ,  レインボー散乱 ,  原子間ポテンシャル ,  評価