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J-GLOBAL ID:201802250515031132   整理番号:18A1320262

走査熱顕微鏡による木材細胞壁の熱伝導特性【JST・京大機械翻訳】

Thermal Conductivity of Wood Cell Wall Investigated by Scanning Thermal Microscopy
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 105-110  発行年: 2018年 
JST資料番号: C2424A  ISSN: 1001-7488  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】木材細胞壁の断面と断面を走査顕微鏡(SThM)によって走査し,木材のミクロスケールの熱伝導特性を研究した。[方法]ダイヤモンドカッターを用いて、北アメリカアカナラの試料に対して、十分な滑らかな試料表面を得て、走査熱顕微鏡と顕微ラマンスペクトルの測定要求に合わせた試料を作製した。走査熱顕微鏡の熱伝導対照モデルを用いて、北アメリカアカナラ繊維細胞区に対してスキャン・イメージングを行った。[結果]SThMテスト結果は,SThMプローブが,SThMプローブの電流強度が,SThMプローブがS2層のそれより低いことを示した。すなわち、細胞壁の層間と隅角部の熱伝導能力はS2層より明らかに低い。顕微Ramanスペクトルにより、S2層と比べ、層間層及び隅角部のラマンスペクトルにおいて、リグニンの特徴的なピーク強度の相対帰属はセルロースの特徴ピークより明らかに強いことが明らかになった。リグニンの15201680cm-1の波数範囲を用いて、細胞壁に対してラマンイメージングを行い、イメージング結果により、リグニンは細胞壁の細胞間層と隅角部の領域の含有量が高いことが分かった。[結論]木材細胞壁S2層、細胞間層及び隅角部の熱伝導能力は横断面で明らかな差異を示したが、直径切断面では差異が顕著ではなかった。木材細胞壁は横断面にS2層の熱伝導能力の強い原因を示し、主に細胞壁の異なる壁層の空間構造特徴の違いによるものである。S2層のセルロース含有量が高く、セルロース構造ユニットのマイクロフィラメントの配列が細胞の軸方向に接近し、これにより、断面に加熱した後の熱量はS2層の順紋に伝播し、一方、細胞間層と隅角部のリグニン含有量は高い。SThMプローブが直径切断面から細胞壁熱量に加わると、熱がS2層中の伝達はマイクロフィブリルに近似し、即ち熱量が横断面の順紋から横紋へ伝達する。SThM技術は木材細胞壁中の繊維配向配列構造が細胞壁の異なる壁層の熱伝導性能に与える影響を示し、この技術は木材のミクロ熱伝導性能と構造の研究に応用できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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植物の生化学 
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