文献

J-GLOBAL ID：201802250538615898   整理番号：18A1418329

浮力秤量法による粒子群の密度推定

Density Estimation of Particles by the Buoyancy Weighing-Bar Method

著者 (5件)： 澤田紋佳 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  加藤弘樹 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  島津昌光 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  大平勇一 (室蘭工業大学大学院工学研究科 環境創生工学系専攻) ,  平野博人 (苫小牧工業高等専門学校 創造工学科)
資料名： 化学工学論文集
巻： 44  号： 4  ページ： 242-246(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0110B  ISSN： 0386-216X  CODEN： KKRBAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒子混合物に含まれている各粒子の密度および混合比率の推定を目的として,浮力秤量法による沈降実験を行った.試料粒子として粒径分布が同じで密度の異なる2種類のガラスビーズ(JIS試験用粉体2, GBL30およびGBM30)を使用した.分散媒としてグリセリン水溶液を用いた.浮力秤量法で測定されたガラスビーズそれぞれの密度は,ピクノメーターで測定された値とほぼ一致した.ガラスビーズ混合物について密度測定を行ったところ,浮力秤量法による密度分布の推定が可能である.(著者抄録)

シソーラス用語： *固体粒子 ,  *密度 ,  ガラスビーズ ,  水溶液 ,  沈降速度 ,  浮力 ,  時間発展 ,  粒度分布 ,  計測システム ,  間接測定 ,  テクノロジーアセスメント ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール

著者キーワード (10件)： 密度 ,  沈降速度 ,  浮力 ,  Stokes式 ,  密度差 ,  Density ,  Settling ,  Buoyancy ,  Stokes Equation ,  Density Difference

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  粉体工学  (XD03010M)

物質索引 (1件)： グリセリン

引用文献 (14件)：

• Danhara, T., H. Iwano, M. Kasuya, T. Yamashita and T. Sumii; “The Use of Sodium Polytungstate, a New Nontoxic Heavy Liquid,” Chishitsu News, 455, 31-36 (1992)
• Fukui, K., H. Mizuta, M. Shiba, C. M. Yun and H. Yoshida; “Data Reduction in Measurement of Size Distribution using Sedimentation Balance Method,” Kagaku Kogaku Ronbunshu, 24, 928-933 (1998)
• Furukawa, K., Y. Ohira, E. Obata and Y. Yoshida; “Measurements of Mineral Particle Size Distributions by a Buoyancy Weighing Method,” J. MMIJ, 126, 577-582 (2010)
• JSA; JIS Z 8807: Methods of Measuring Density and Specific Gravity of Solid, JSA, pp. 1-12 (1976)
• JSA; JIS K 7112: Plastics-Methods of Determining the Density and Relative Density of Non-cellular Plastics, JSA, pp. 1-16(1980)

タイトルに関連する用語 (5件)： 浮力 ,  秤量 ,  粒子群 ,  密度 ,  推定