文献

J-GLOBAL ID：201802250608389054   整理番号：18A1292967

西アフリカの都市のラット集団における臨床的に関連したESBL産生肺炎球菌ST307と大腸菌ST38【JST・京大機械翻訳】

Clinically Relevant ESBL-Producing K. pneumoniae ST307 and E. coli ST38 in an Urban West African Rat Population

著者 (11件)： Schaufler Katharina (Institute of Microbiology and Epizootics, Freie Universitaet Berlin) ,  Nowak Kathrin (Epidemiology of Highly Pathogenic Microorganisms, Robert Koch Institute) ,  Duex Ariane (Epidemiology of Highly Pathogenic Microorganisms, Robert Koch Institute) ,  Semmler Torsten (Microbial Genomics, Robert Koch Institute) ,  Villa Laura (Department of Infectious, Parasitic and Immune-Mediated Diseases, Instituto Superiore di Sanita) ,  Kourouma Laye (Laboratoire Guineo-Allemand) ,  Bangoura Karim (Ministere de l’Elevage et des Productions Animales) ,  Wieler Lothar H. (Robert Koch Institute) ,  Leendertz Fabian H. (Epidemiology of Highly Pathogenic Microorganisms, Robert Koch Institute) ,  Guenther Sebastian (Institute of Microbiology and Epizootics, Freie Universitaet Berlin) ,  Guenther Sebastian (Pharmaceutical Biology Institute of Pharmacy, Ernst Moritz Arndt University)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 9  ページ： 150  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高リスクESBL産生腸内細菌科(ESBL-E)は世界中の野生鳥類とげっ歯類において記述されている。ラットは,多剤耐性細菌による環境汚染に対するそれらの指標の役割だけでなく,可能な感染源としても特別な関心を持っている。アフリカからの都市野生生物における高リスクESBL-Eの存在に関するデータは,まだ少ないままである。3つの異なるラット(Rattus)種からの29匹の動物は,2015年にConakry(Guinea,西アフリカ)の都市で捕獲された。直腸スワブを選択培地を用いてESBL-Eについて分析した。VITEK2システム(BioMerieux,ドイツ)を用いて腸内細菌様分離株について,広スペクトルβ-ラクタム類および他のクラスの抗菌剤に対する種のタイピングおよび表現型抗菌耐性分析を行った。確認されたESBL産生大腸菌および肺炎桿菌は全ゲノム配列決定され,耐性遺伝子,系統発生的背景および細菌適合性および病原性に関連する遺伝子が分析された。全部で,29匹のラットのうち6匹(20%)がESBL-E(肺炎桿菌と大腸菌)を運んだ。すべてのESBL生産者は,主要なESBL型としてbla_CTX-M-15を有する多剤耐性であった。興味深いことに,ESBL関連クローン系統E.coli ST38およびK.pneumoniae ST307が見出された。K.pneumoniae ST307におけるESBL-プラスミドは,ヒト臨床ST307分離株由来の>200kbp IncFIIプラスミドpKPN3-307_TypeCと高い配列類似性を示した。これはコアゲノムとは対照的であった:ラット分離株はヒト臨床ST307分離株(27のSNP/Mbp)と遠位に関連していた。加えて,げっ歯類ST307分離株において,π線毛,カプセル2およびグリコーゲン合成クラスターを同定し,宿主およびヒト尿路における生存への適応に関与することが示唆されている。著者らの結果は,都市西アフリカのラット集団において,臨床的に関連するESBL産生肺炎桿菌ST307および大腸菌ST38クローン系統の存在を示す。ヒトコミュニティはESWL-Eの最初の供給源である可能性があるが,ラットはヒト-野生生物界面での頻繁な相互作用により加速される感染源および伝達ハブとして機能する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病原性 ,  環境汚染 ,  多剤耐性 ,  プラスミド ,  肺炎桿菌 ,  遺伝子 ,  *ラット ,  *大腸菌 ,  ヒト ,  系統発生 ,  表現型 ,  クローン ,  相互作用 ,  抗細菌薬
準シソーラス用語： *基質特異性拡張型βラクタマーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ESBL ,  ラット ,  クローン拡散 ,  MLST ,  WGS ,  一つの健康

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 西アフリカ ,  都市 ,  ラット ,  集団 ,  臨床 ,  ESBL ,  肺炎球菌 ,  大腸菌