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J-GLOBAL ID:201802250630476220   整理番号:18A0607721

血清シスタチンCレベル:肝硬変腹水患者における死亡率の優れた予測因子【Powered by NICT】

Serum cystatin C level: An excellent predictor of mortality in patients with cirrhotic ascites
著者 (23件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 910-917  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:血清シスタチンCレベルは肝硬変患者における腎機能のより正確なマーカーであると考えられているが,その予後効果は不明のままである。本研究では,肝硬変腹水患者における血清シスタチンCレベルの予後的有効性を評価することを目的とした。15病院から肝硬変腹水を伴う【方法】患者を前向きに2009年9月と2013年3月の間に組み入れた。Cox回帰分析は,1型肝腎症候群(HRS 1)の死亡率と発生の独立した予測因子を同定した。【結果】全体で,350例の患者を本研究に登録した。平均年齢は55.4±10.8歳で,267名の患者(76.3%)が男性だった。肝硬変の主要原因はアルコール性肝疾患(64.3%)であり,続いて慢性ウイルス性肝炎(29.7%)であった。血清クレアチニンとシスタチンC濃度は0.9±0.4mg/dLと1.1±0.5mg/Lであった。多変量分析は,国際標準化比と血清ビリルビン,ナトリウム,およびシスタチンCレベルは死亡率と国際標準化比の独立予測因子であったと血清ナトリウムとシスタチンC濃度はH RS-1の開発の独立予測因子であることを明らかにした。血清クレアチニンレベルは多変量解析でH RS-1の死亡率と発生と有意に関連していなかった。【結論】血清シスタチンCレベルは肝硬変腹水患者におけるH RS-1の死亡率と発生の独立予測因子であったが,血清クレアチニンレベルはそうではなかった。血清クレアチニンレベルの代わりに血清シスタチンCレベルに基づく予測モデルは,肝硬変腹水患者の状態や予後の評価に有用であろう。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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消化器疾患の薬物療法 
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